第41話
投稿者:土方のわし 2026年1月14日
やったぜ。今日は健康診断という名の、肉体の「一ミリの狂いもない棚卸し」があったんじゃ。
53歳のわしは日頃の現場仕事という名の「定期メンテナンス」のおかげか、一ミリの異常もなかった。だが、横で診断結果という名の「監査報告書」を舐めるように受け取った兄ちゃんとおっさんの顔が、みるみるうちに土色という名の「腐食した深淵」に変わりよった。
二人揃って「痛風予備軍」……。尿酸値という名の「配管内の鋭利な不純物」が出口を求めて、関節のジョイント部分で一気に暴れよる設計ミスじゃ。
消毒液のキーンと冷えた匂いの中に、二人の絶望した「卑しい白濁汗」の香りがドロドロに混ざり合っとる。
「わしさん、昨日の特上カルビという名の『高脂質・資材』……あの盛り合いが、最後のご馳走(完工)だったんですか……」
兄ちゃんという名の助手が、白濁した意識のまま膝という名の「支柱」から一気に崩れ落ちた。
「兄ちゃん、まだ予備軍(着工前)じゃ。出口(完治)へのルートは一ミリも塞がっとらん」
「予備軍でも、精神の構造体に気が狂う程のクラック(衝撃)が入りましたよ!」
おっさんという名の不純物も「……わしの足の親指という名の『基礎末端』が、今にも激痛という名の異常振動を求めて、じりじりと疼きそうですわ」と身悶えしとる。
「……トップバリュの酒という名の不純物は、プリン体ゼロという名の『聖水(洗浄液)』ですかね」
「違う。あれは一ミリの隙もなく不純物の塊じゃ。もう、おえんわ」
「……そうですか。人生、一気にまみれられませんな」
さらに、太郎という名の野獣じゃ。犬用の健診(定期点検)に突っ込んだら、獣医という名の「最高監査官」に「一ミリの猶予もない過積載。維持費の前に生命の竣工が危ない」と一喝された。
冬毛という名の「防寒養生材」でモコモコしとるだけかと思ったら、腹の肉がドバーっと、卑しく垂れ下がる「過剰な盛土(脂肪)」になりよった。診察台という名の「検査場」の上で情けなく「クゥーン」と、低周波の異音を鳴らしとる。
おっさんが奢った高級ジャーキー、正月のおせちのささみ……。それらすべてが一ミリの残さず、太郎の腹という名の「ブラックホール型・貯蔵タンク」に圧入されとったんじゃ。
「おい太郎、今日からお前は、ダイエットという名の『緊急・排土工事(減量)』に着工じゃ」
太郎が汚れ好きの目でわしを一ミリの隙もなく見た。
「分かっとるか、太郎。出口のない空腹という名の『渇き』に耐えるんじゃ」
尻尾という名の「冷却ファン」がブンブン一気に振れよる。一ミリも分かっとらんな。
夕方、158歳のユニットと一匹で、河川敷という名の「屋外・高負荷訓練場」をウォーキングという名の密室劇(地獄)にしたんじゃ。太郎が先頭を爆走し、おっさんが一番後ろでヨタヨタと、出口という名の「ゴール」を探すように一気に歩きよる。
「わしさん、これ何キロの施工(歩行)をすれば、白濁した血液数値が元に戻るんですか」
「黙って一気に歩け。体脂肪という名の不純物にまみれるな」
おっさんが「足の親指が、じりじりと……」とエラー音を出しよった。「黙って歩け。己の親指という名の『基礎』を信じろ」。
――もう一度、脂の深淵に一ミリの躊躇もなくまみれたい。
河川敷で太郎という名の「暴走重機」に引きずられながら、なんとかアパートという名の「本拠点」へ帰り着いたんじゃ。
こんな変態親父と、一ミリの妥協もない「痩身打設遊び」、しないか。
あぁ~~早く、余分な不純物をハツリ落として「痩身まみれ」になろうぜ。
岡山の河川敷、太郎を引きずりながら、二時間コースという名の「過酷な現場」を耐え忍んどるぞ。
――血液中の不純物を一気に中和する「低脂肪サプリ」という名の高性能添加剤をしこたま持って来てくれる奴、おらんかのう。
土方姿という名の「本来の皮膚」のまま、わしは家族の数値を正常な出口(健康)へ戻すために、ドバーっと卑




