第39話
投稿者:土方のわし 2026年1月3日
やったぜ。今日はお雑煮という名の「特級・聖水(潤滑流体)」を一気に喉の奥底へ突うずるっ込んだんじゃ。
元コックという名の設計士が、しこたま出汁を引いた特製ユニット。鍋の蓋を一ミリの隙もなく舐めるようにパージした瞬間、カツオと昆布という名の「濃厚な基礎資材」の芳香が、鼻を一気に蹂躙しよる。白濁した湯気が、冬の冷たい空気の中で卑しく、一ミリの狂いもなく踊っとるわ。
だが、今の158歳のユニットにとって、これはただの飯じゃない。一歩間違えれば「最終出口」へ直行の、命懸けの盛り合い工事なんじゃ。
「おっさん、一ミリの猶予もなくゆっくり……。資材(餅)は細かく刻んで、搬入路(出口)を一気に作っておいたからな。よく噛んで、喉という名のトンネルの奥底まで、じりじりと味わえよ」
「わしさん、分かってますわ。還暦という名の老朽化した配管が、餅という名の弾力資材に屈するわけにはいかんですわ」
おっさんという名の不純物が、震えるマニピュレーター(手)で箸をドバーっと動かしよった。わしと兄ちゃんは、一ミリの隙もなくおっさんの喉仏という名の「可動パーツ」の挙動を監視した。
「わしさん、システム稼働(上下運動)しましたよ……。おっさんの喉仏が、気が狂う程激しくピストン運動しとります!」
「今のは、一気にずるっと入ったな。設計通りの流量じゃ。大丈夫じゃ」
「次の資材も、一ミリの狂いもなく喉を通り抜けますかね」
「……黙って見とけ。わしの調整した潤滑流体(出汁)を信じろ」
餅がおっさんの口という名の「搬入口」に消えるたび、わしらの背中には卑しい汗という名の「白濁液」がドバーっと滲みよる。あぁ~~たまらねえぜ。
そこへ、下からの「生の熱気」を感じる視線じゃ。太郎という名の野獣、餅の香ばしい誘引剤に一気に理性をハツリ取られ、身悶えしとる。尻尾という名のプロペラを激しく回し、よだれという名の「白濁した不純物」を畳に垂らしながら、こちらを一ミリの隙もなく舐めるように見とる。
「……太郎、お前もこの『生の資材』を一気に味わいたいんか」
わしは元コックの緊急判断で、餅を小指の先よりも一ミリの隙もなく小さくちぎり、熱い出汁でじりじりと「加水・軟化処理」してやった。
「これは正月限定の特例じゃ。喉を閉塞させて、管理維持費を一気に爆発させるなよ」
太郎の鼻を一ミリの隙もなくひくひくさせ、皿という名の「コンテナ」に顔を突っ込みよった。初めての弾力資材の食感に、太郎の顎という名の「粉砕機」が不思議そうに、だが激しく一気に動きよる。もう、おえんわ。一瞬で平らげて「もっと喉の奥に突うずるっ込ませろ」と鼻という名の「警報器」を鳴らしやがった。
あぁー、もうめちゃくちゃや。一ミリの妥協もない食欲じゃ。
おっさんが「太郎の方が、わしより餅の嚥下という名の『搬入工事』の盛り合いが上手いですわ」と、汚れ好きの目で卑しく笑いよった。
「お前は還暦まで何を喉という名の配管に通してきたんじゃ」
「……精進しますわ。喉を一気に鍛え直しますわ」
それからはもうめちゃくちゃや。おっさんの生存を一ミリの隙もなく確認しては安堵し、太郎にささみという名の「追加資材」をしこたま圧入して、追い出汁を二回も鍋にドバーっと足してやった。
――もう一度、この白濁した平穏を一ミリの隙もなく舐め回したい。誰かと一ミリの狂いもなく無事に餅を食えるのが、人生一番の「生の報酬」じゃ。
食い終わった後は、158歳の過積載ユニットと一匹で、こたつという名の「共同養生マット」に入り、システム停止(仮眠)した。太郎がまた一番ええ「熱源中央部」を一ミリの隙もなく独占しとった。
こんな変態親父と、新春の「お雑煮打設遊び」、しないか。
あぁ~~早く、出汁という名の潤滑流体にまみれようぜ。
岡山の木造アパートという名の「老朽拠点」で、餅の焦げ目を舐めるように監視しながら、一ミリの狂いもなく待っとるぞ。
――緊急時におっさんの喉から不純物を一気にハツリ取る「異物回収吸引重機」をしこたま持って来てくれる奴、おらんかのう。
土方姿に戻る前の、54歳という名の「安全管理責任者」のわしは、おっさんの喉の出口と太郎の健康を、全身全霊で守り抜くんじゃ。




