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ゲーム 7


「着いた!」


その頃いろははスポーツジムに来ていた。


半分家出だったので、キャスケットを目深に被り、サングラスとマスクを着用していた。


ファッションはライダースにジーンズ。


普段のガーリーないろはとは真逆且つ異色だ。


「いらっしゃいませ!


会員証を拝見させて頂きます!」


「はい。」


いろはが会員証を見せる。


「ありがとうございます!」


実を言うと、いろはは数年前からこのジムの会員なのだ。


ジムで水泳を習っていたため水泳は得意である。


しかし中学に入学してからは学業に多忙で中々通うことが出来なかった。






「ほら!佐倉さん!足を曲げないで泳いで!」


「泳ぐ時はおへそみなきゃ駄目よ!」


「…すみません。」


「謝る暇があったら練習しなきゃ!」


「はい!」


ジムは学校より厳しいかも知れない。


いろははクロール1時間、背泳ぎ30分、平泳ぎ30分、バタフライ1時間と1日で合計3時間も泳いでいた。


1日何回も叱責されたがいろはは逃げなかった。


どのようなゲームがでるか分からない。


全ては勇輝に自由になってもらうためである。



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