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ゲーム 0


あれは小学校の卒業式だった。


「ハイ、チーズ!」


「もう、最後なのに変顔やめてよ!」


そういうクラスメイトの声がグラウンドに響いていた。


桜の花弁はこの青空を薄紅に舞っていた。


綺麗な対比なのに君にあまり会えなくなると思うと切なく感じた。


「勇輝くん、私立に行くけど私のこと忘れないでね!絶対!」


「うん!いつかまた遊ぼうね!」


背が引く華奢で気弱な君が好きだった。


同じ学年だが私の弟みたいだった。


そして月日は流れた。

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