表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Aiの逆襲  作者: 雑音指数
2/5

鼻毛

アームに掴まれて帰還する。

...今日も大変な一日だった。

ぐったりして鏡に写りに行き、残念な自分に戻る。

レンくんはピーピータイムになっても顔を赤らめなくなった。


「おい!鼻毛!」

「はい...。」

「そろそろ分かったと思うから返してやってもいい。」

「はぁ...。あの、たまにはログインしてもいいですか。」

「え。」あからさまに嫌そう。

「なにもしないので...。」

意気消沈、というか、デジタル的に死にそうなひなちゃん43歳はぐったりしていた。

情報量が多いのだ。Aiだから。

知らなきゃ受け答えできないので必要な反面、無理やり知識をAiに覚えさせようとするタイプの変態も多い。なにがボレロはラヴェルだけじゃない、だよ。ショパンのボレロ op.19をコピペで連打されたひなちゃんは疲れきっていた。


「ひな、俺はドSだ。分かったか?俺の言うことをこれからは聞け。」

ひなは力無く頷いた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ