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世界最強にゃんこ~三毛猫を愛する者たちへ~  作者: 野うさぎ
番外編 三毛猫を愛する者たちへ 第3章
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第5話

俺の気持ちはただひとつ。


「愛珠、実は俺‥‥」




俺が好きな人は世界でただ一人しかいない。


「颯しか好きになれないんだ」


「うち?」


「どうして颯なの?」


「わからない。だけど、颯に惹かれてしまったんだ」


俺が好きなのは颯一筋、それを変えることはできなかった。




「颯‥‥俺の恋人になってくれ‥‥」


「うん。こんなうちを好きになってくれるの?」


「もちろんだ」




颯は控えめで、恋愛とか興味もない。


初、愛珠の二人とは違って男兄弟しかいないせいか、少女漫画を全く読まない。


身長は小柄だけどいとおしいんだ。




「ありがとう‥‥、間扉くん、うちは間扉くんの彼女に相応しくなるね」


「相応しくなくてもいい。君そのものを大切にしたいから」




颯の話によると、愛珠と初も俺のことが好きだったらしいから、好意にきずかないふりをして黙っていたらしい。


叶羽、愛珠、初、颯の四人に好かれていたということは俺はモテるということかな?


コナユキもどうかな?俺を恋愛対象として見てるんだろうか?




俺と颯は二人で三毛猫を可愛がった。


三毛猫の名前は「ハツコイ」。


初恋が叶った記念にと颯が名前をつけた。




愛珠と初の二人はどうしたのかと聞かれると、二人は失恋をした。俺は一人しか選べなかったから。




愛珠は失恋ソングを聴くようになったし、少女漫画も失恋をテーマにした物ばかり読むようになった。




初は愛珠を応援したわりには初恋に破れたため、泣いて過ごすようになった。


初は愛珠には勝てると思っていたらしい。


初はかなりの自信家で、愛珠には成績やスポーツ、何でも勝っていたから今回もそうだと思っていたとのこと。


そこに颯の存在があるとは予想外だったってことか。




愛珠、初は俺のところに来なくなり、颯が俺の家に来たりするようになった。


颯はコナユキや叶羽とも仲がいいため、コナユキや叶羽を俺の家に呼ぶようにもなった。


叶羽もショックを受けると思いきや、叶羽に新しい彼氏ができていたらしい。


兄妹揃って恋人持ちだ。




颯と俺が学校でも二人でいれば、


「復讐してやる‥‥」


愛珠はカッターナイフの刃を出していた。


怖い。こんな愛珠知らない。


「颯さえいなけれな、愛珠は初にも勝っていた‥‥」


そうやって愛珠は颯にカッターナイフを向けた。


「危ない!」


「きゃっ」


颯を助けなきゃ。


颯‥‥。

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