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世界最強にゃんこ~三毛猫を愛する者たちへ~  作者: 野うさぎ
番外編 三毛猫を愛する者たちへ 第3章
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第2話

俺は個性がない。


穏やかでもなければ、短気でもない。


声が低くもなければ、高くもない。


好きな漫画やアニメやゲームも、ランキング上位に入りはしないけど、ランキングが低い方にも入らない。


両親の結婚は早くもなければ遅くもない。両親の夫婦年齢差は近くもなければ離れているほうでもない。


母のパートでの勤務時間も長くもなければ短くもない。


親友はたった一人ってことはないけど、たくさんはいない。




俺には親友が二人いる。


杏助あんすけ今日透きょうすけだ。


俺と同い年ではなく、今日透は一歳年上だし、杏助は一歳年下。




幼なじみもいる。


保育園からの幼なじみうい


幼稚園からの幼なじみそら


小学生からの幼なじみ愛珠あず




初は8歳の頃に初恋したことがあるらしいが、自身はすぐに転校してしまったらしい。


初の父親は転勤族らしく、転校続きとなりやすい。


コナユキと血縁関係はないが、「柊」と言う名字だったが、両親の離婚により、母親の名字に変わった。


今は「かど」という名字になっている。


初は、双子の妹終しゅうとも一クラスしかないため、同じクラスだった。




俺はモテるわけでもないけど、モテないわけでもない。


なぜなら、俺に告白する隣クラスの祝いわがいるから。


隣クラスだから名字は知っていても、名前は知らない。




「間扉君が好きなの」


諦めることなく、告白してくる。


好きになったのは小学六年生の頃かららしい。告白したのは最近になってからだが。


「俺、君のことはやっぱり‥‥」


「三番目でもいいから」


祝は、いつも校内で一緒にいるコナユキや、幼なじみの愛珠を好きだと勘違いをしているらしい。


コナユキはクラスが一緒だし、愛珠はクラブや委員会で一緒なだけなんだよ。


「三番目に好きな人とはさすがに付き合えないよ」


「友達からでいいから」


「それなら‥‥」


友達でいいなら、本人が納得するまでそうするしかないよね。




祝 叶羽かなう。


2年B組。俺とは隣のクラス。


趣味は裁縫、お菓子作り。


好きな色は、青。


好きな人は、俺一途。


浮気やDVするところもない。


性格は、強引、一途、社交的、活発、猪突猛進。


身長はどちらかと言えば低い方だけど、すごく低い方でもない。


中二の平均よりやや下なだけだからね。




叶羽とのデートは遊園地も行かないし、ホテルにも泊まらない。


大体、カフェで一緒にパンケーキを食べるくらいだった。


俺の両親は、デートに高級ホテルに泊まったり、高級レストランに行ったと聞いたことがあるから、それを考えれば高級なんで金額が高い場所をねだられなくてよかったと思っている。


叶羽のデートは可愛らしさを感じるもので、公園デートでお話しようとかもある。


いっそのこと、付き合ってしまおうか。


だけど、付き合ってしまっていいんだろうか?


デートをするという一線を越えているんだしな。




「叶羽、俺‥‥」


俺の出した答えは‥‥。


俺は叶羽が好きなんだろうか?


もし、他に好きな人がいるなら、はっきりさせておかなくては。


付き合う気がないのなら、ずるずると引きずらせて、期待を持たせるものでもない。




俺は‥‥。

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