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世界最強にゃんこ~三毛猫を愛する者たちへ~  作者: 野うさぎ
番外編 三毛猫を愛する者たちへ 第1章
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第3話

ミッケと俺で、三毛猫たちの残骸をお墓に埋めようとしてすぐにきずいた。


これ、本物そっくりに作られた粘土じゃん‥‥。




「偽物、騙されたにゃ」


「じゃあ、本物はどこに?」


「わからないにゃ、探すにゃ」




ミッケがいくら探しても、三毛猫たちは見つからなかった。






俺とミッケは、街へ向かった。


結局三毛猫たちは見つからず、ミッケは三毛猫がいてもいいという街へ向かうことにしたらしい。


法律は国ではなく、地方で決まっていて、一部の地方では三毛猫生存禁止法があるらしい。




「三毛猫だ」


小さな女の子が現れた。


黒い髪にピンクが混ざった小さな女の子、小学生くらいかな?


「菊にゃんではないか」


「きく?」


「紹介するにゃ、ひいらぎ きくにゃ。


身長146センチしかないが、これでも軽扉にゃんと年は近いにゃ」


「俺の年齢まで知っているの?」




柊 菊


身長 146センチ


三姉妹の末っ子


背が小さいのが悩みで、同い年の子と比べたら一番低いらしいし、よく小学生に間違われるとのこと。




というミッケからの情報‥‥。






菊は、人見知りはしても数ヶ月過ごせば、お喋りで生意気な子だった。




自分も小さいくせに自分より背が低い人を馬鹿にして、姉の文句や姉のできないところを言い、自分は姉より優れているアピールはする。




すぐ「は?」「あ?」という言葉がでる。




一人称は「ボク」という女の子らしくない。


1歳年上の俺に敬語は使わないし、呼び捨て。


「妹に任せる姉がどこにいる?」が口癖らしい。




少年漫画が好きで、少女漫画は読まないらしい。




よくどっちの姉がわからないけど、喧嘩するらしい。




夜中の12時に起きている。




人の言うことをオウム返しする。




ピンクと三毛猫が好きらしい。




よく姉にスプレーをかけるという情報もある。




言い方はきつい。




女性の歴史人物が好きらしい。




髪は長く、腰まで伸ばすことを目標としているらしい。




よく他人の恋愛事情や結婚事情に口をはさむ。


告白やプロポーズができない人を見ると黙ってられない。




気に入らないとすぐ怒るし、殴る蹴る暴力を振るう。


感情的すぎるだろ?




ピンクの眼鏡を持っているが、よくなくす。




最近のショックな出来事は、男子にランドセルを叩かれたことらしい。


ランドセル?こいつ、本当は小学生じゃないの?


身長146センチとなると、大体小学五年生か六年生ぐらいだろ?




自分の話を聞いてとなるが、人の話は聞きたくない。




同じ話を何回もする。




なんか一緒にいるとムカムカする。


年上には上から目線で話す。すぐ怒る。




寂しがりやのため一緒にいたがる。




すごく根に持つ。




ダイエット中と言いながら、夜中起きて昼間寝るし、お菓子や炭酸ジュースに遠慮なし。






「ミッケ、こんなやつといて、大丈夫なのか?」


「大丈夫かにゃ」


かにゃ?どうゆう意味だろう?




とにかく、菊の言動からして中学生に思えなかった。


明らかに小学生すぎる。


自分の意見を聞いてもらえないと怒るか?




「本当に中学生?」


「中学生ということは菊にゃんから聞いているにゃ。


にゃけど、菊にゃんはよく嘘をつくから、どこからかどこまでか本当かわからないにゃ」


絶対中学生じゃない。




中学生で身長146センチとか一年でもあり得ない。いくらなんでも低すぎる。




でもなあ、下手なことを聞くとまた怒るから聞きづらい。


多分、三姉妹の末っ子だから、甘やかされたんだろう。




苦手なものは、ゴキブリ。


ゴキブリ退治もできないらしい。




人のスマホを覗き見する。




こいつ、わがままだな。


可愛いわがままならまだしも、いきすぎたわがままだ。




朝に弱い。二度寝は当たり前。




人から言われたことを覚えてるから下手なことは言いづらい。




長所はあるかって?




あるよ。




自分を犠牲にしてでもなにかを守ろうとするし、


可愛いし、


ピンクが好きという女の子らしいところもあるし、


化粧上手だし、


食べ方は綺麗で上品、


歌は天才歌手かのように上手いし、


強引なところはあるけどなんだかんだでミッケのことを可愛がってくれるし、


美容に気を使って一週間に一回美容室に通うし、


本音と建前がないから何でも言い合える仲になれるし、


天然入っているところも可愛い。








「そろそろにゃ、三毛猫刈り隊と戦うにゃ」


「戦うってどうやって?」


「大丈夫にゃ、菊にゃんがいてくれるにゃ」




「そうだよ、大丈夫だよ。


トイレは流さないでおいたし」


「汚いよ!」




「何かあればミッケを盾にすればいいだけ‥‥」


「守るんじゃないの!?」




「守るためには臭いトイレの存在と、臭い下着を干す必要があるの」


「臭いで遠ざけるの?」




「三毛猫刈り隊は、すぐ来ると思う。


だから、何か予想外のことがあるだろうと備えないでおくの」


「普通逆じゃないの?」


何かあった時のために備えておくんじゃ‥‥?




「三毛猫刈り隊は、三毛猫を専門としているから、三毛猫以外を用意してごちゃ混ぜにするの」


「それは言えてるにゃ」


「まず危険だよ?見つかるよ?」


「大丈夫だよ。自分を信じて」


「根拠があってから言え!」




「信じられるのは、三毛猫刈り隊だけだから」


「三毛猫刈り隊と戦うんじゃないの?」




「とにかく、あたちも肉球という武器があるにゃ」


「あんまり痛くなさそう」




「くるよ、三毛猫刈り隊‥‥多分」


「多分なんかい!?」




きっと街の人も協力してくれるよね?


三毛猫刈り隊なんて納得しない人もいるはず‥‥。

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