第1話
俺は、どこにでもいる平凡な小学三年生。名前は、黒野。
俺は、剣と魔法の世界に憧れていた。
好きな色は、黒。
純黒な黒髪、黒目。
俺と仲良しの同級生の、茶野。 小学三年生。
好きな色は、茶色。
黒に近い茶髪と茶色の目。
俺と茶野は、怪談話が大好きで、よく秘密の洞窟を出入りしていた。
最初は単なる好奇心だった。
ここに入れば、大きい怪物とか出てくるのが面白かったけれど、すぐに洞窟に入って、戻れば追いかけてこれなかった。
そう、それが事件の幕開けとは知らずに。
今日も洞窟に入っていったら、洞窟がしまってしまった。
そこで、「ギギギ」という音がして、扉が閉まった。
「どうするのよ、これ」
「俺も知らない」
怪物に襲われそうになっても、洞窟から出られないかった。
ここで、「はああ」と三毛猫が現れて、怪物を倒した。
「大丈夫かにゃ?」
「はあ」
「ありがとう」
「猫が喋った」
二人で驚いた。
「詳しい説明は後だにゃ。
二人とも、魔男と魔女になって、魔法を取得して、人間世界に帰る方法を身に着けるのにゃ」
「魔法?」
「とにかく、変える魔法さえみつけれなよしだにゃ」
「え?なるって、どうやって?」
「あたちの魔法で、魔男と魔女になり、魔法を使うにゃ。帰りたいとかなんとかいえば帰るにゃ。
ちなみに、人間世界で魔法はつかえにゃいのでよろしくだにゃ」
「え?」
「魔男ににゃれ、魔女ににゃれ」
何も変化を感じない。
「黒魔法と茶色魔法を合わせて、家に帰りたいとか言えばいいのにゃ」
「家に帰りたい」
二人で言った瞬間、俺から黒の光が、茶野から茶色の光が出て、気がついたら、洞窟の前にいた。
あれ、ここは?
「帰れたみたいね」
「あの猫は何だったんだろう?」
「さあ」




