第2話
ジャック・・・あたくちは、悲しみにくれていましたわ。
そこで、あたくちは、ジャックを助けてみせると誓いましたわ。
ここで、旅を出ることにしましたわ。
「さくら、ジャックを助けてくれませんか?」
三毛猫魔法使いのさくらにお願いしてみましたわ。
「できればそうしたいにゃ。
にゃけど、あたちの魔法も、なんでもできるわけではないにゃ。
あたちにも得意、不得意はあるし、魔法の発動にも条件がそろわないとできないのにゃ」
「ジャックを助けたいんですわ」
「それなら、ホワイトレディが、魔法使いになるしかないにゃ」
「あたくちが?」
「そうにゃ。ホワイトレディがジャックのために魔法を使う魔法使いになればいいのにゃ」
「だけど、あたくちにできるかどうか」
「魔法は才能の問題もあるからできるかどうかはわからないけど、好きな人を助けたい気持ちは、魔法があろうとなかろうと、きっと奇跡を起こせるにゃ」
「あたくちは、ジャックのためなら、何でもしますわ」
その後、桜高校にいる試験監督者に、魔法の素質があるかどうか調べてもらったけれど、なんと、あたくちには、魔法の才能はなくて、呪術の才能があると言われてしまったのですわ。
「こればっかりは才能の問題だから、どうしようもできない」
あたくちは、呪術、呪いの才能でジャックをどう助けたらいいのか。
逆に、ジャックも呪ってしまいそうな感じですわ。
だけど、さくらの言葉「好きな人を助けたい気持ちは、魔法があろうとなかろうと、きっと奇跡を起こせるにゃ」とを思い出し、あたくちは奇跡を信じることにしましたわ。




