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第3話
子供を守り、助ける存在のさくら。
さくらは、生前から子供思いの優しい猫だった。
人間の子供だけではなく、猫を助けることもあった。
ほんの2歳にも満たない命の危険にさらされた野良猫を、魔法をかけて、人間に拾わせたこともあった。
だけど、子供だけってことはない。
大人も守り、助ける。
生前は子供思いの猫だったけど、大人に対する感謝の気持ちは忘れてない。
大人がいたから、今のさくらがいる。
大人は自分にご飯を与えてくれたし、遊んでくれたし、スキンシップもしてくれたし、十分な愛情もくれた。
魔法は魔術で、ニャン斗は武術。
それで、子供だけではなく、大人も守ろうともさくらは思っていた。
大人でも弱い心があったりする。そこで、さくらは大人も守ろうとも思っていた。
猫も守ろう。
みんなの救世主的な存在になりつつあった。




