青の魔王 妹の元勇者(♂)たちと気づく
続きの話です。
駄文ですが、見ていただけたら嬉しいです♪
「・・・で、おまえらどこまで覚えてんの?」
「黒の魔王倒して、聖神にあったとこまで。」
「実家帰って、一族の墓行ったとこまでっす」
やはり、二人も最後らへんの記憶が飛んでいるようだ。
「・・・なんで、肝心なとこでっ!ちくしょう!」
真央はテーブルに拳を思いっきり叩きつけた。しかしー
少々力が強すぎたのか、テーブルにヒビが入る。
「・・・兄貴、それ
拳じゃなくて、蛸?っぽい烏賊足だよ・・・!」
「はぁ?なに言って」
見てみると前世で見慣れたそれに腕が変化していた。
マリーンはもうなにも言えなかった。
〜〜
「・・・俺も、今までの武器たち使えんのかな。ま、呼んでみるか。来い!イシキリマル!」
ユナンの手に、前世で中盤辺りに折れてしまった最初の相棒が収まる。がー
「え、まって!おっっっっも!」
今世では性別のこともあり、うまく扱えないようだ。
林 雄太もとい、リューに片手で手伝ってもらってやっとユナンはイシキリマルを安定させられた。
「・・・ユナンは筋肉つけんのと、俺らは力加減の練習だな」
・・・この調子だとかなり時間がかかりそうだ。