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現代転生   作者: 十一月 蜜華
1/2

青の魔王 思い出す

異世界 レインボンド。

かつてその世界には

色の魔王たちが人類を脅かしていたが勇者たちに倒されたー



が、色の魔王たちとその一部部下たちは転生していた!

現代地球に!

しかもそれは勇者一行ものようで・・・?!

じわじわと迫り来るヤンキー。

そのヤンキーに追い詰められている人物は青瀬(あおせ 真央(まお。地元から近い県にある大学で適当にボッチでスクールライフを満喫している男である。


彼は今窮地に立たされていた。


10分前いかにも、チャラチャラしたヤンキーとぶつかってしまい、現在金品を要求されている。

「あー・・・うっせぇ。」

この後、某人気アニメの新シーズンが始まるのだ。今までは録画して見てきたが、これだけは譲れない。


そんなことを考えている真央に無視され続けたヤンキーの拳が迫り来る。


真央は咄嗟に、自分の持っていた

先ほど買ったくじで運よく当たった(中高生諸君向けのラノベ派生の)魔法戦士の青ポジの闇落ち時の武器『アビスオクトパス』のレプリカを使って

フェンシングの要領でヤンキーの腹を狙う。


「「ガハッッッッ!」」

相打ち。

二人はその場で倒れ、偶然通りかかった真央の妹、青瀬 勇奈(ゆうな)により真央の借りているマンションの一室に運ばれていった。

〜〜

「****!我が王国のためにここで散ってもらう!」

「そいつはできねぇなぁー・・・俺の民たちのために、おまえが海の藻屑になりやがれぇ!」


なんだ?これはー

アニメのシーン・・・いや違うこれは

俺の記憶だ。


「ブレイク・ザ・ランス!」

「召還!シールドフィッシュ!」

召還した魔物で防いだんだよな。あのスッゲー破壊力の技。

で、ここからやっちまったんだ。


ズリョンッッ!

「残念だったなぁー、****。これで終わりだ!」

「いや!ここで終わるのはおまえの方だ!****の名に置いてその力を解放する!穿て!ゲイボルグ!」

本体に直結する蛸足?あれ?烏賊足?で捕まえたから油断してたんだよ。

そのせいで、


ザヂャァッ!!!

「 」

あいつが死んだんだ。


そのあとは、俺はー


あれ?





「思い出せね・・・え?」

勇奈にそれとさっきのヤンキーがなんで俺の部屋にいんだよ。

ってオイ、勇奈、ダークマターを作ろうとすんじゃねえ。台所に入んな。

〜〜

「あ!兄貴起きたんだ。・・・いや、こう呼べばいいかな?

海帝魔王 マリーンブルー」

「ーーっ!おまっ!なんで前世の名前を?!」




「私も転生者ー

勇者ユナンだったからだよ。あ、ちなみにヤンキーはうちのパーティーの格闘家のリューだったよ。さっき思い出したっぽいけど」

衝撃的な事実が明かされる。

だが、言いたいことはただ一つ

「前世男勇者が今世は俺の妹とか・・・

地獄か?」


バゴォーン

フライパンで叩かれた。

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