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日記  作者: 椿
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電車

 長い電車に揺られると、眠くなる。


 ウトウト…目が覚めると柔らかい日差しが瞼に差し込む。


 気だるくも目覚めがいい。使い慣れ、生活の一部と化したベットとはまた違った居心地を感じる。


 首をポキポキ…と、ついでに背伸びをしてみれば指を鳴らす。気休めでしか無い行為もなんだか心地がいい。


 電車は止まり、ふと目を凝らせば…


「あっ…」


 2時間も電車に揺れていたはずなのに…、居眠りとは心地いいものです。


 多分家に帰れば、また寝るのだろう。



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