解放率100%
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力を解放したオルタルトは闇のオーラを纏った剣を手元に召喚する。
「行くぞ」
その言葉と共にオルタルトは姿を消した。
「アルト!後ろだ!」
既の所で後ろからの斬撃を止める。
「流石だ!今のを止めるとわな……これならどうだ」
無数の剣が現れ刃をこちらに向け高速回転し始める。
高速回転する刃達の先端にエネルギーが集まり始め力が収束した。
「死ね。エマージナルショット」
「アルト避けろ!」
間一髪横に高速移動して交わしたがその威力は絶大でエマージナルショットが通った場所は塵も残らず消え、肉眼で確認できる範囲は更地になっていた。
「よく交わせたな。お前なら止めに来ると思っていたのだかな」
完全に舐められている。さっきとは完全に形勢が逆転してしまったようだ。
「エグゼシス俺の力を更に解放しろ」
「わかった。でもまだここまでしか解放できない」
アルトの体からエネルギーが溢れ出す。
解放率70%
力が解放され一瞬で間合いを詰めて切りかかるが難なくとめられる。
「また強くなりおったか。だが……」
オルタルトのひと薙ぎで一気に距離を離された。
「まだ足りんな」
そして2人の強烈な剣技の撃ち合いが始まった。
オルタルトの剣技を既の所で受け流し、連撃を浴びせるが、効いている素振りがない。
「終焉の参 死の輪舞曲!」
アルトの2本の剣が死のエネルギーを纏い高速の連撃を始める。
オルタルトに止める素振りはなく全てくらって見せた。
「それだけか?もう終わりなのか?」
蹴り一発で会場の壁を破り外まで弾き飛ばされる。
「なんて強さだこのままじゃ勝てない。エグゼシス、最大まで引き出せ」
「無茶だ!今の僕の制御じゃアルトの体が爆散してしまう!」
「殺られるよりマシだ」
「どうなっても知らないぞ!」
解放率100%
莫大なエネルギーが一気に溢れ出した!
そう思った瞬間その力は静まり返った。
「行くぞ」
アルト自らの力で制御してみせたのだ。
「なんでやつだ……」
一気に飛び出したアルトはすれ違いざま一撃浴びせる。
するとオルタルト体は横に真っ二つに別れた。
「いいぞ!アルト・セシスタ!」
直ぐに体はくっつきアルトに迫ってくる。
オルタルトの斬撃はさっきまで受け流すので精一杯だったが今はしっかりと見切れている。
アルトとオルタルトの撃ち合いが続きオルタルトが距離をとる。
そしてあの構えに入った。
「ここまで我を楽しませるとは気に入ったぞ!我の配下にならないか?」
「断る。そんなに俺と一緒にいたいならお前が配下になれ」
「ふっ、戯言を。まぁいい……配下にならないと言うなら死ね!エマージナルブラスター!」
さっきより威力を増しさらに広範囲になった奴の一撃がアルトを襲う。
アルトは2本の剣を腰に構えタメを作る。
「絶技 居合 謳歌絢爛乱れ咲き!」
超高速の18連撃がエマージナルブラスターを上空へ弾き飛ばした。
「それを弾き返すか。いいだろう遊びは終わりだ。殺してやる」
さらに禍々しいオーラがオルタルトを包み込む。
「まだ上があるのかよ……」
さすがにこれ以上はまじでヤバい
初めての負けるかもしれないという感覚。
そしてこの感情にアルトは猛烈に高揚していた。
「面白いじゃねぇか」
無意識に笑っていた。
強すぎるが故の孤独感。
本気を出すまでもない敵たち。
2万年の時を経てアルトは戦いの楽しさを思い出す。
解放率120%
そしてら2人の戦いは始まった。
「嘘だろ……この戦いは僕が知っている域を超えている……!」
既にエグゼシスですら知らない未知の領域。
「エマージナルオーバー」
「エンドオブコロナ」
2人の大技は周囲一体をクレーターに変えた。
それでも尚2人の交戦は止まらない!
「もっと楽しませろ!」
アルトの一撃がオルタルトを捉え吹き飛ばすそして吹き飛ぶ速さよりより早い速度で背後へ回り込み追撃、それの繰り返しでオルタルトは打つ手がなくなったかに思えた。
「調子に乗るな!」
追撃される瞬間アルトの方へ振り向きカウンターの一撃を与える。
吹き飛んだアルトへ向け大技を放つ!
「エマージナルオーバー!」
無防備のアルトへ向け超高密度エネルギーが発射され辺りは塵とかした。
しかしそこにアルトの姿があった。
「ある、と?」
エグゼシスはアルトの様子の変化に気付く。
そう
魔王化だ。
漆黒の黒神、そして燃えるような紅い瞳そし2本の剣は漆黒と化していた。
「あいつ魔王化しやがった!」
エグゼシスが恐れていた事態アルトの魔王だ。
人を守ると決めたアルトに持たされ光。
仮説ではあるが魔王になったと言う事はそれが消えたということになる。
しかしこれは仮説だ。
もしまだアルトに光があるとすればアルトはこの世界を救う救世主になるだろう。
そして一方的な暴力が始まった。
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