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アウラ

久しぶりの更新です!

アルトが扉を開くと底は一面に触手が生える触手部屋であった。


アルトは、触手部屋に入り少し進むとそこに居たのは


1人の小さな少女だった。


「お前は何者だ?」


「私はアウラ!お兄ちゃん私が見えるの?」


「見えているけど何故そんなことを聞くんだ?」


「この部屋に来る人達に声をかけてもみんな無視するの。だから私のこと見えてないのかなと思って。」


「そうだったのか、それでここで何をしているんだ?」


「ここで何してるかって?うーんとわかんない!」


「わからない?」


するとアルトの目の前にエクゼシスが現れた。


「アルト、僕が推測するにこの子は精霊だ。多分僕と君以外には誰にも見えてないみたいだ。」


「精霊かでも精霊なら普通人にも見えるはずだけどどういう事だ?」


「きっとこの子は変異種なんだと思う。でなければ子の場所に存在するはずがない。」


精霊は人を嫌い魔族を嫌う。


そして強い魔力を持つ存在だ。


昔はよく争っていたが今となってはどこに住んでいるかもわからない謎多き存在となっている。


「ねぇねぇ、お兄ちゃん私と遊んでよ!」


「おっ何して遊びたいんだ?」


「隠れんぼ!お兄ちゃんが鬼ね!それじゃ私を見つけてね!」


そう言うとアウラは触手の隙間に消えていった。


「よっし探すか。」


この部屋は地面から生える触手達が壁を作るように生えており一種の迷路を作り出している。そして触手達は道を惑わすかのように動き回っている。


「ちょっとこれは厄介だな。仕方ないあれを使うか」


そう言ってアルトは眼をつぶった。


「魔力探知」


そう呟くとこの部屋の隅々までの魔力を感じ取ることが出来たしかし変異型の妖精とあって魔力を見つけることは出来なかった。


しかし1箇所だけ魔力の密集する場所を見つけた。


アルトは不自然に魔力の密集するその場所に行くと無駄に触手が集まっておりそこをかき分けるとアウラがいた。


「ありゃま見つかっちゃった!お兄ちゃん凄いね!よく見つけられたね!」


「不自然にここに魔力が集まっていたからな。」


「もう1回しよもう1回!」


アルトは授業がある事を今になって思い出した。


「ごめんなそろそろ俺は授業に行かないといけないんだ。」


「やだやだまだ遊びたい!」


駄々をこねるアウラにアルトは言う


「それなら一緒にくるか?」


「…それは、できないの。」


「なんでだ?」


「この部屋から出られないの。出ようとすると壁みたいなのがあって…」


確かに魔力探知をした際にこの部屋を覆うように変な魔力を感じた。


きっと結界である。


「わかった。俺が壊してやろう。」


「ほんとに!?」


アルトの発言にアウラは目を輝かせた。


「一緒にくるか?」


もう一度アウラに問いかける。


「うん!」


「よし行こう!」


そう言ってアルトは部屋のドアを開けそこに貼られた結界に触れた。


すると一瞬で結界は弾け飛んだ。


「お兄ちゃん凄い…」


さすがにアウラもこれにはびっくりである。


そして3人は武闘場に向かった。

少しづつでも書いていこうと思います

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