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俺と犬  作者: 経験不足
9/26

久しぶりの再会

やっと遠足1日目を終了したのだが、簡単すぎてなんだかなぁ~って感じでやる気が落ち気味だったマッケンジーだった。2日目は何事もなく

湖まで到達したのだが、テントを張って料理の水くみにいった生徒がみかけたのは柴犬だった。その柴犬は傷ついており、お腹が空いているようだったので、回復魔法と、食べ物を与えたら・・・


一日目の夕食も終わり、


男同士、女同士でテントに入った。


お世辞にも三人でも結構きついものだった。


まあ歩きの疲れもあってか、寝込んでしまったが。




二日目、昨日の夕食の残りのカレーを食べた。


カレーの残りを一日おくとおいしいというがホントだな。


今日の行動予定を把握。


早ければ、昼食の時間に湖につくらしい。




二日目はうって変わって、天候が曇り気味となった影響もあり、


歩くには快適な環境となった。


モンスターでなく犬が道の近くまで出てきて、珍しそうに


見ていた。


大名行列といえばわかりやすいが今の初等科の遠足は


ぞろぞろと並んでおり、


それが権威のある人物がいるのではと、


犬側に思わせるところがあったらしい。



「わん、わんわん」



なにを言っているかわからなかった。


こういう時は神様の出番だよね。


またもやキターーーー



「へい!元気にやってるかい?犬族の言葉を覚えたいとは、


 変わり者だねぇ。犬語教えてあげるよ。」



少し軽いめまいがしたあと、犬たちが喋っている犬語を


習得できたらしく、



「犬の王女様見なかった?」



と言ってきているようだった。



「いや見ていないが?」



「人間が犬語を分かるとはすごいな・・・」



「そう、王女見かけたら連絡ください。」



といわれて、なんか連絡するための魔道具をゲットした。


遠足で歩いている最中の出来事だったので、



「マッケンジー犬が好きなのはわかるが、遠足に来ているんだからな


遊びにきていなんだからな。」



「は~い」



よい子ぶっておいといた方がいいよね。



そうそう連絡する魔道具なんらかのスイッチがあり、


魔力流せば起動するらしい。




今日は本当にモンスターが出てこない日だったが犬が出てきた。


犬といえばコロネ。


モフモフしといてあげたかったとまたも悔やむことになった。


さっきの犬にモフモフさせてもらえれば・・・と後悔してばかり。




大きな湖っぽいところが遠くからも分かるようになった。



「もうすぐで湖につくぞ。もうひと頑張りだぞ!」



なんていうから、



「まじやっと湖につく、俺達はダッシュでいくかな」


と馬鹿げた連中がいたったが、


大名行列の中からダッシュしても行列には変わりないんだがな。


やっぱりガキだよ一年生ってさ


「「ふぅ~ついた」」


みんなが湖についた頃、先についた人たちは休憩しており、


今のうちに野営場所を確保し、


水くみに行くことになった。


他の生徒に水くみをまかせたのだが、


そこで事件は起きた。



「マッケンジー犬が傷ついて倒れているみたい。


 あとお腹もすかせているみたいだよ。マッケンジー食べ物とか持ってるなら恵んでやんなよ」



モブ女が報告してきた。


まあ傷を治して、お腹がいっぱいになるようなものを出してくれ


ということだろうな。



さっそく言われた場所に犬を見に行った。


犬は柴犬と思われる犬でコロネにすごく似ていた。


まず回復をするべく、


回復魔法を犬の体全体にかけた。


まばゆい光が俺の手から犬の体にあたっていく。


傷がみるみるうちにふさがっていき、


傷跡すらなくなっていってしまった。


傷が治ったこともあってか、


犬の方は話せる状態になり、



「あ、ありがとうございます。ご主人さまですよね、コロネです。」



なに~~コロネだと。似てると思ったが、


コロネまで転生してしまったのか。


コロネと言っている犬に俺の昔の名前をしゃべってもらうことにした。



「俺の名前はなんていう?」


ちょっと悪ふざけのはいったことだが、本当にコロネなら、


昔の俺の名前も分かるだろう。結構自分の名前言ったし。



「ご主人さまの名前ですか?よこやまなおさまですよね。」



「あぁそうだ。ということはコロネなんだな。」



「はい、コロネですが、今は犬族の王女になっています。」



「今なんていったんだ?王女って言ったのか?」



「はいそうです王女です。」



「そうかではなんでこんな所にいるんだ?」



たしかに犬族の王女ならなんでこんな所にいるかということだが。


その疑問にコロネが答えてくれた



「なんでも魔法を多用する化け物みたいな子供がいると聞いて、


その子供たちがここに来ることが分かったので、こっそりお城を抜け出


しここまできたのですが、モンスターと戦う羽目になって、


傷ついて、今に至ります。」



難儀なことだ。まず分からないのが魔法を多用する化け物の子供がいる


から来たという点である。


その謎にも答えてくれた。


「魔法を多用できたり、魔力が化け物みたいな人は案外と転生してきた


 人に見られる症状らしいのです。もしかしたらご主人様が転生したの


かもと思って、来てみたら、案の定そうでした。ご主人様会いたかった


です。」



そういうことだったのか。つまり転生してきたことを隠していない人が


存在することにもつながるな。



お腹空いているらしく



「グルル」



とけたたましい音を立てているので



「お腹が空いたか。パンでよければすぐ出せれるが?」



「ありがとうございます。パンをいただけると有難いです。」



パンをアイテムボックスから出した。


むしゃむしゃと我を忘れるように一心不乱に食べているようだった。



そうそう今はジョン=マッケンジーということも言っておかないとな。



「俺も会いたかったぞ。モフモフしたかったからな。あと


 今の俺はジョン=マッケンジーというんだ覚えてくれ。」



「そうだったんですか。マッケンジー様少し待ってください。」



???何を待つんだ?



「ご主人様少しの間後ろを向いてください。」



「おう後ろを向いていればいいんだな。」



喋れることにも驚いているがコロネが後ろを向いてほしい理由が


分からないが余程の理由だろう。


後ろを向いてあげていたら、コロネがいる方角から眩しい光がはっせら


れて、光がなくなった。



「ご主人さまコロネを見ていいですよ。」



おうそうか・・・



驚愕だった。犬が人間みたく二足歩行をしている。


しかもどこからでてきたか、ワンピースっぽいものも来ているし。


犬耳が顔の上にぴょこっとでていてかわいらしい。


顔もよくみると可愛らしい女の子みたいだった。


そうだったなコロネはメスだったな。


しかしこのファンタジーの世界はなんでもありだな。


ワンピースがどこから出てきたか分からないが、空間魔法を使えるのだ


ろうか。


アンヌ様に劣らない可愛さ。人間だったら・・・



そういえばモブがいる事忘れていたな。


モブはぽか~んとした顔で驚きを隠せていない様子だった。


まあ変身とかすれば猶更だよね。


喋っているのもびっくりだろうね。


モブを突っついて起きたらまた白目向いて倒れたよ。


そんなに犬が変身したのがびっくりかい。



「コロネそういえば犬族の人達がお前らしき王女を探していて、


 そのときに王女がいたら魔力を流せば居場所を伝えてくれる道具を


 渡されているのだが魔力流してもいいか?」



その問いに少し戸惑っており、犬語ではなく大陸共通言語で


話してきた。




「正直王女という堅苦しい場所にいるのがつらいんですよね。


 二足歩行の状態なら大陸共通言語も使えますし、


 他の方と見劣りしないので私を連れて行ってください。」




大陸共通言語で話してくるとはできる犬だなコロネって。




「そういってもな俺達は学校の遠足に来ているだけで、


 そう簡単にコロネを連れてくのは国家間の問題にもなるだしな。」




コロネは涙を流しながら連れて行ってと胸を俺にあててきて


おねだりしていた。犬なのに無駄に胸があるんだなとおもいつつ、


いかんいかんと理性を保ちつつ。




「提案なのだが、俺と一緒に来るということは学校の初等科に入るとい


うことなんだが。学校に来る気があれば後日来るといいよ。」




と言ったら、




「では今だけでもモフモフしてください。犬の姿がいいのでしたら


 犬の姿にもどりますが。」




しょうがない甘えんぼだな。でもご主人に忠実な柴犬の性格そのものっ


て感じはする。


胸とかデカイし、もんでみたいという好奇心はあったが、


今の自分は6歳。ガキですからガキ相応の行動にしておいたほうが


いいですね。



「犬の姿になってくれ。モフモフしやすいし。」



少し悔しそうなコロネがいたった。


胸をそんなに揉んで欲しかったのか。メス犬が。




犬に変身したコロネを頭にある耳をモフモフして、


首をモフモフして顎をモフモフしてあげた。


あと全体モフモフしてあげた。


コロネニュウム充電完了だな。


この癒しが俺の支えなんだし。犬として飼ってあげたいな。


今は王女だし交渉すればどうにかなるのだろうか?


まあそれよりも王女を探している連中に連絡した方がいいよな。



連絡用の魔道具に魔力を注いだら、電話みたくなった。


どうやら、電話の機能もある優れものだったらしい。

「王女様は今湖の畔にいる傷ついていたが、俺が回復魔法をかけておい


た。あとお腹が空いているようだったので、パンを与えたが


良かったか?」



「はい、ありがとうございます。後日お礼がしたいです。」



「お礼に関してはいいです、俺が昔飼っていた犬に似ていてしっかりし


た犬だった。犬語も話せたので少し会話したがな。」


 


俺のために犬国を出てきたなんて口が裂けても言えない禁則事項


だしな。



「今の事を王様に話したらぜひ会ってみたいということですので


 ぜひ会ってはくれませんか?後日学校に連絡します。」



プーとなって切れてしまった。


なんか大事になり始めているよ。まあ救援が来るまで時間がありそう


だし、犬としている分にはいいかなと思っちゃったわけで・・・




今にいたるということ。犬のコロネを助けた場所ではなく、


人がいるテントのところ。


犬がいるということもあってか、


女たちは興味を示したようだ。



「わんちゃん可愛いわ~」



「なんて愛らしいのでしょうか。」



といっているが前世で飼っていた犬ということは知らないだろうな。


本当は犬がドック国の王女ということを先生とかに言っておいて


安全確保したかったのだが、


ドック国の王女と証明できるものがあればなぁ~


あった。チョークみたいのをコロネは付けていたのだが、


そこにタグがあり、大陸共通語で犬国王女コロネと書かれていた。


なぜ大陸共通語で書かれていたのか?


名前はなぜ前世の名前で通っているのかと、


様々な疑問があるコロネだが、


先生に犬国王女コロネというタグをつけた犬がいるということを


報告したら、


先生は血相を変えて俺の班に飛んできて



土下座していた。



なぜだろうか?



その問いに先生が察したのか答えてくれて、



「昔犬を邪険に扱った、マルゴワール王国の人がいた影響で、


 犬族はマルゴワール王国を軽視しているんだよね。


 こちらとしては穏便に事を済ませたいのだがね。


 犬族にあったときの挨拶方法として、


 ど・げ・ざ をすることになっており、


 ふつうの野犬にモフモフするようなことは


 罰せられるような事を聞いたことがあるが、


 実際その法律で罰せられた人はいないらしい。」



長い先生の解説ありがとうございます。



挨拶の方法だったのか。


土下座はないだろうに。


そんなにこの世界では土下座軽視できるものなのか・・・。




先生は連絡できる魔道具で校長に報告していた。




まあ何事もなくよかったんじゃねぇ。


そういえば料理担当だったな。


早く作業始めたのに遅く来た連中と変わりない作業時間になって


しまった。


カレーをちょんちょんでつくり、


今日はお米も出してあるが、パンも出してあげといた。


そういえばリンゴとはちみつとチョコとワインをいれるとおいしくなる


らしいじゃないですか?


リンゴもないし、はちみつもない、チョコはこの世界にあるのかわから


ないし、ワインにいたっても蒸留技術があるのかも分からないし、ない


なので隠し味がないシンプルなカレーを食べてもらっている。


さすがに毎回出されたら飽きるか、



「またカレーだよ、カレー美味しいけどさすがに連続はきつい」



まあこういった声が聞かれるわけでして。



「じゃあ明日は他の物にするか?肉もあるし野菜も持ち合わせあるけ


ど。」



そういったら、



「「そうしよう」」



と声がそろって帰ってきた。他の班は焼肉ばかりであきている様子だっ


た。俺の班だけだよこんなに贅沢がきく班って。


前世でアウトドアで肉じゃがをつくるっていう人を聞いたことが


あったが肉じゃがもいいかなと思った。玉ねぎあるし、ジャガイモある


し肉あるし。豚汁とパンでもいいかな。



それを聞いていた土下座していた先生が、



「野営練習で決めたメニュー以外ダメです。」



と言ってきやがった。食材があるんだからいいだろって思ったが、




「一応戦の時の練習だと思ってくれ。


戦の時は同じ食事を食べ続ける必要があるからな。


シェフがいるわけではないので、あれこれ作れない状況で、


同じメニューを食べる精神的苦痛を味わうのも今回の


遠足のだいご味なんだがな。」




皆が「「へぇ~そうなんだ」」


と声を揃えて納得し明日もカレーを食べることになってしまった。


あれ???  先生ちゃっかりカレー喰ってるし。



「先生、自分の班の物食べてくださいよ。言ったそばから~」



はははははと笑って帰っていったよ。


しかもしっかり平らげた後で帰るとかしっかりしてるわ。

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