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俺と犬  作者: 経験不足
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初等科の最初の授業

なんとか初等科の入学式を無事におえて、

校舎案内をおえ、第一王女とも仲良く話せたが、

未知の世界の授業が待ったいる。

前世の記憶がどう役立つだろうか?


入学式があった次の日。


早くも簡単な授業を始めることとなった


授業といってもオリエンテーションってやつで、


どのように授業をしていきますよ、


どういったものが必要ですよと


言った事を話した。



どういった授業をするかということだが、当分座学中心でほとんどの


科目が行われるそうだ。


このオリエンテーション後に模擬戦を行うことになっており、


実力のある人はやるように言われている。


俺は魔力が多い上に魔法が多彩なので、


他の生徒の勉強になるからと



「マッケンジーさんと戦いたい。」



「ぜひ模擬戦で戦ってほしい。」



と言われた。



「いいですよ。」



と軽く言ってしまったが


あんまり自信ないんだけどな。


やるんだったら、身体強化をして、防御結界を張って、


小出しで魔法を連発させるのもいいかなと思った。




授業を受けた時の内容を書き写す羊皮紙と呼ばれる紙


が必要らしく、初めのうちは学校で支給してくれるらしい。


学食の近くに文房具など学校で必要な道具を売っている


お店が学校内にあるのでそこで買ってもいいらしい。


街で紙や文房具を買うより安くなっているが、デザインに関しては


期待できない。


必要な物はプリントというか手書きのものにすべて書かれているらし


い。


活版印刷とか教えてあげたい。


必要なものは一様チェックしておくとする。







オリエンテーションにさほど時間がかからなかったので、


有志による模擬戦をすべく、訓練場に移動した。


校舎見学の時に見学したのは第2訓練場だったが、


今日は魔法を打つこと前提で行うからか、


一番防御結界が強く張っている第1訓練場を使うこととなった。


カーター先生いわく




「先生とマッケンジーが戦闘の見本をみせるのでこういうもの


なんだなとみていてほしい」




と言われた。


俺は武器とか持っていなかったので



「先生武器を持ってきていないのですが?」



と聞くと、学校備品の武器を使わせてもらえることとなった。


先生相手だし、杖でいいかなと思った。


杖がないと魔法が打てないというのがあって、大体の人は


杖を持って魔法を打つ。


魔法媒体となる、水晶がついているからで、


水晶は魔法を増幅させる機能があるらしいが、


俺は魔力人並みではないんですよ魔法出し放題ですから。


と言おうと思ったけど、先生を赤っ恥かかせるのも


いいかなと思った。


さてカーター先生の実力が未知数ということもあって


どういった試合展開をすべきか考えた。


初撃から大きい魔法を打ってこないだろうと思った。


だって模擬戦ですし。様子見の方が無難かもと。


小さい魔法をこれでもかというぐらいに打ってくる可能性


が大きいので、身体強化をして、防御結界を張り、


体術の近接技でもしてみようか今思いついた。


身体強化と防御結界は決定事項なので。


初等科の人間が身体強化と防御結界使ったら驚くだろうな。


初等科に入る前にこそこそと魔法を多重使うことに関して練習


していたので、少し使ってみようと思う。



「よし、準備はいいかマッケンジー」



「はいいいですよ。先生頑張ってくださいね。」



「何を言っているんだ?先生に勝ってから言えよ!」



「勝つからいいました。」



「本気でいいのか?」



「ある程度は抑えてくださいよ」



「はいよ!はじめっ!」



速攻で身体強化の魔法を使ったら、


先生や他の生徒が「「おおっ」」て言っていた。


防御結界の魔法まで唱え終わったら、


やっと先生の火属性の一番弱い魔法を打ってきた。


やる気あるのかなと思ったので、


少しやる気を出してもらうことを兼ねて、


光魔法の広域魔法をお見舞いした。


広域魔法にした理由として、大きいし目立つから。


目の前に太陽でもできたと思うぐらい、


眩しい丸い円ができ、詠唱終了直後には


先生向かって円が動いていった。



「なにをするんだ・・・」



と若干先生気絶気味だった。


ギャラリーは


「「ワ~」」


と歓声あげるだけ。お前たちには多分できない魔法だよ。


光魔法は適正があるから、地道に努力しても習得できないらしいね。




魔法そりゃー逃げる前に思いっきり食らっていればね。


しかも詠唱が難しい光魔法だったので、対処が猶更難しかった


ことだろう。


周囲を眩しくする魔法だと先生は思ったらしい。


6歳児が一般の魔導士以上のものを打つからびっくりはするはな。


魔力が大分削ってたが、ここからだった。


先生の持前の体力でどうにか乗り切っていた。


あと魔法一発でやられたら、先生の体裁も悪いもんな。


先生の体裁を保つべく先生が近接技を繰り出してきた。


先生の得意な武器は片手剣らしい。


ポピュラーな武器だな。


そういった攻撃が来る事分かってた。


先生の片手剣の攻撃は剣技まではいかないが、


繰り出すスピードがとても速く、


多分成人男性でもかわすのが難しいぐらいだった。


ギャラリーも


「先生かっこいいわ~」


「あれだけやられて自棄になっている」


とか様々である。


ギャラリー楽でいいよな。


片手剣の攻撃は戦いなれしてない俺にとって、


普通ならあたるのだが、


防御結界を張っているので、ダメージが弱くて済む。


こちらも身体強化をしたわけですし、


少しボコってこようかと思った。


近接で魔法打てば驚くだろうな。



先生のぎりぎりまで近づいて、


水属性の上位魔法の氷魔法と


風属性の上位魔法のハリケーンを


同時に先生めがけて打った。


さすがにかわせない距離でゼロキョリとかっていうんだけど、


氷の鋭いのとハリケーンの暴風がミックスされて、


先生の近くではまるで、暴風に刃物を入れているかのような状況を


作り出すことに成功した。


ギャラリーは


「先生負けたな。」


「あれは痛い。」


と先生に対し酷評であった。


ゼロキョリではなられた同時魔法攻撃は、


先生の皮膚をえぐるまではいかなくても、


切り傷が多数できてしまって、


先生の方から



「まいった」



と言ってきた。まいったといわれても、模擬戦なんだし。


もう少しやりたかったが、



「さすがだな、これだけ強い魔法打てるののなら飛び級で・・」



と言いかけたが、このクラスから飛び級となれば、


せっかく仲良くなった王女様と離れ離れになるではないか。



「俺は座学がまるっきりダメなので・・・。」



と言っておいた。神様に頼めば知識も教えてくれるだろうけど、


対価を求めてきそうだし、安易に神様使うのもなと思った。


そのことに神様反応して、



(対価今度から払ってもらうつもりだったよ、デザートとか・・・)



だめ神様でした。対価がデザートとは・・・。


今のところ異世界ではデザートらしきものが出てこないので、


俺が知っている限りのデザートを教えてあげようとおもう。


材料があればということですけど。




時間が相当残ってしまったので、俺の次に強い人と俺の三番目に強い


人が戦った。この人達もある程度は訓練しているようだが、


所詮モブだよ。ちゃんばらごっこになっていた。


感想は述べるまででもなかった。

どうでしょうか?書き始めなので面白く感じないかもしれませんが、


ネタばれを含めますと、あとからいろんな国がかかわってきて、単なる学園ものという幅では


収まらないはずです


もう少し見ていただけるとありがたいです



登場人物の絵とか募集中

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