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俺と犬  作者: 経験不足
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俺と犬と異世界

 今日も代り映えしない生活をしていた。


 地球の日本に住んでいる俺(山下明<やました あきら>)だが、


 生活で不便を感じたことがない。


 最寄りの駅からは遠いが、バスは近くに通っている。


 有名なスーパーも近くにあるせいか、買い物にもこまったことがない。


 学校は非常に近く存在していて学校に通うことも不便を感じなかった。


  俺の唯一の楽しみといえば、パソコンでラノベを見て創造を膨らませるくらいだろうか。


 免許も一様とっては見たが乗らないままでいてペーパードライバーになってしまった。


 今年で25歳になった。


 会社にも一応務めている。


 日課といえば毎朝柴犬の雌犬の頭をなで、首をなで、お腹をなでて、


 散歩に行くぐらいだろうか?


 コロネとつけた柴犬は俺によくなついている。



 今日もやることもなく惰眠をむさぼるべく自分のベットに入り、眠り込んだ。



 ここまでならば他のひとでも考えられる普通の生活だっただろう。


 寝た直後にとても強烈でインパクトに残るものをみた。



 真っ白で何もないところに頭に輪っかが浮いている女のひとが立っていた。


 神々しいというべきだろうか?一人の女性が後ろから光をあびて威圧感がかんじられた。



 「ようこそ神の場所へ!」



とてもかる~い口調ではなした女性に少し好意すら覚えた。


神の場所というのがわからなかったので質問してみよう。



「神の場所ってなんですか?」



彼女(立っている女のひと)は答えてくれて、



「言葉通りで、神様のいるところなんです。あなたは異世界とよばれる場所に行ってもらいます。」



ラノベとかで少し知識はある。事故でしんで異世界に転生したとかというやつ


だったかな。だからこの夢のような世界もああそうなんだなという感じで


成り行きを温かく見守っていた。


話をまたしだした。



「地球の方は創作物などで異世界と呼んでいる世界に転生してみませんか?


 どうせ地球で頑張っていても何もできないまま死ぬことでしょうし。」



今の話に少しイラッときた。


会社では年上のひとにいびられながら、仕事をしていて・・・


愛犬に愛着はあるが、地球じたいに特に未練もなかったし、異世界へ転生してもいいかな?


そう思ったので、



「ぜひ転生させてください」



そう話すと、女神は微笑み、


回りがカメラのフラッシュをたくようにまぶしくなった。

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