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灼熱の姫君からの贈り物  作者: 安和由流斗
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森の中で 1話

木々が鬱蒼と生い茂る中、冒険者セムトは薬草採取に勤しんでいた。



「これであと二束か………。」



本来であれば既に採取し終えているはずの時間なのだが、今日は森の様子がおかしく魔物が活発に活動していたため、予定していた時刻よりも遅くなってしまった。



魔物と戦いながら薬草採取をしていた為、集中力が途切れかけているので、足を止めて小休止を挟む。



バッグの中の葉巻を取り出し、火の魔石で火を点け一服しながら空を見上げる。



太陽を覆い隠さんとばかりの木々から少しばかりの陽光が流れ込んでいた。



目を瞑り木々の騒めきを聴いていると、少し離れた場所から微かな剣戟の音が聞こえる。



セムトは面倒ごとは勘弁してくれと思いながらも、無視する訳にはいくまいと音の発信源へと走り出した。



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