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アイス屋の異世界転移  作者: 秋空アイス


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3/23

どうなってこうなった


オマエ、脳内やべえな。

そんな第三者の声が聞こえてきそうですね。

たしかに俺も自分の身の出来事でなければ、病院はアチラですよ、もう手遅れもしれませんけどね(にっこり)

と微笑んでいたかもしれない。


だが実際に起こってしまえば、対処するしかない。

人間ってのは順応する生物である。


そう、ある日。

なんの変哲もない、アイス屋の閉店時間。

俺はシメの準備をしていた、金数えたりとかそんなやつ

この時間、俺はひとりだ。

いつもどおり、フンフンと鼻歌しながらやってたわけ、帰りに特売になってる惣菜買って帰ろうとか、カニクリームコロッケあるといいなとか、そんなこと考えながらさ。


この店舗が入ってるショッピングモールはスーパーと服屋とかの閉店時間が違ってて、うちの店の閉店時間は服屋とかのと同じだから、もっと遅くまでやってるスーパーに帰りに寄って帰れるのがいい所。

時間的に特売になってる商品が多くて助かっております。


そんなとき、なんか突然、パアッ!

って周りが光ったんだよ、え、雷でも落ちた?って思ったよ。

んで次の瞬間、見知らぬ部屋?の中にいたわけ、部屋というには広い、うちの店がまんま入るくらいだから、でもまあ、ソファーとかあってなんだろ…ヨーロッパ辺りの金持ちの家みたいな内装の。


普通に俺の頭は?????みたいな。

たぶんしばらく放心してた。


気づいたらイケオジがカウンターの前にいてさ、「お前が作るものを所望する」とか言ってきたんだよ。


なんか目をキラッキラさせて、アイスの入ったガラスショーケース覗いてるイケオジに、

俺は第六感を働かせ好みそうなアイスクリィイムを与えてやった。


まあ、そんな始まりだったわけ。

まさか、そこが異世界だったとか、

イケオジが王様だったとか、

毎週呼ばれることになるとか、

嗅ぎつけて乱入してきたティム君とか、

とか、とか、


とにかく、一番の問題はあれだよ

金を払え!!!!!



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