表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
33/54

第32話



 敵は多分、私の位置に気づいている。


 光学迷彩は解いた。


 戦闘力を底上げするには、余計な“装備”だったから。



 「おとなしく出てきなよ!相手してあげるから」



 私の声かけも虚しく、マンションの外を出て逃亡を図った。



 …はあ


 

 逃げられると思ってんの?


 悪いけど、走るのは得意なんだ。


 下半身に電気を集め、肩の力を抜く。


 エア・シュートは路上の壁に立てかけておいた。


 今は邪魔だ。


 普段の移動用には便利だけど、本気を出せば生身の方が“速く”動ける。



 ——すぅ…



 抜いた力を引き戻すように息を吸う。


 腰を落とし、少しだけ前のめりに倒れた。


 しならせた膝。


 低く落とした重心。


 股関節を内側に捻った。


 ぶら下げた腕を遊ばせながら、関節を柔らかく“伸ばす”。


 指先に、電気が集まる。



 ダンッ



 地面を掴む。


 予備動作は必要ない。


 一気に距離を詰める。


 幸い、周りに人はいなかった。


 今なら力づくで肉弾戦に持ち込める。


 肉弾戦に持ち込めさえすれば、多少強引になってでも身柄を拘束してやる。


 問題は、敵の“戦闘力”。


 手に負えないやつじゃなかったらいいけど、こればっかりはなぁ…




 


 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ