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第29話



 パルス・ボム




 狙いを定め、電磁波で固めた“爆弾”を空中に放った。


 射程範囲はおよそ1キロ。


 電子視覚によって痕跡を辿る方法と違い、電磁波の波を広範囲に放出することで、周囲の空間の情報を得ることができる。


 ただ、精度は低かった。


 電子視覚は効果範囲が狭い分精細な情報を得られるけれど、パルス・ボムは違う。


 爆風を利用して周囲に広げた電磁波の“波の伝わり方”を利用し、スキルメーカーの居場所をキャッチする。


 イメージとしては「網」だ。


 目の大きな網。


 隙間が大きく、細かい情報を取り逃してしまう代わりに、反応が大きい存在を捕まえることができた。




 ボッ




 球体状に広がっていく電子の網。


 絡み合う繊維が猛スピードで浸透していく。


 周囲の人間に影響はない。


 拡散していくのは目に見えない電磁波のため、物理的な害や影響を及ぼすことはなかった。




 ジジッ




 ノイズが入った。


 上空で飛散した電磁波が伝わっていくスピードは、音速と同程度。


 建物の中であっても、電子の伝わり方が阻害されることはない。


 爆破から数秒経った後だった。


 狙いを定めたのは、地上から約10m程度の高さだった。


 より広範囲に電子を広げようとすれば、爆破地点はもっと高く配置しないといけなかった。


 ただ、敵がいる可能性が高いのは“地上”だった。


 

 


 爆風の「広がり方」は、ある程度調整することができる。


 だから、「高さ」ではなく「横」の広がりに重点を置いた。


 イメージとしては、ラグビーボールのような楕円形だ。


 高さが出ない分、横への広がりを長くすることができた。


 

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