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第28話



 歩道橋の下を潜る。


 建ち並ぶビルと、直線上に続いていく道。


 このまままっすぐ進んでいけば、品川区に着く。


 目黒区美術館を通り過ぎ、かむろ坂通りが見えてくれば、首都高速の橋梁が交差点の中に横切っていく。



 ビルのどこか。



 逆の立場になって考えるんだ。


 歩道橋を潜り抜けたあたりで、いくつかの大きなビルに目が移った。


 山手通りは見晴らしがいい。


 中目黒駅から品川方面に向けて、遮るものが何もないかのように整然と道が続いていた。


 センサーが設置されている道路の周辺には、密集したマンションが。




 一か八か。




 この「技」を使えば、多分敵に気づかれる。


 範囲が大きい分、より大きなエネルギーを使ってしまう。


 自分が今いる場所をわざわざ公開するようなもので、わかりやすい狼煙を上げるようなものだった。



 でも、そうも言ってらんない。


 時間が経てば経つほど逃げるチャンスを与えてしまう。


 ボードを上に傾け、一気に出力を上げる。


 空へと急上昇する。


 ビルとビルの、間。


 より効率よく、技の効果範囲を広げられる場所へ。



 ヒュンッ



 ビルの屋上が見える高さまで上昇した後、空中で回転した。


 ボードを空に向け、膝を曲げる。


 逆さ吊りになるような形で地上を見下ろした。


 上空に濃度の濃い電磁場を張り、ボードの底と磁場の壁を接着させる。




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