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第25話



 『近くにいそうか?』


 『多分いない。表立って出てくるようなやつじゃないよ。わかってるでしょ?』


 『決めつけは良くない。まずはできることをするんだ』


 『できることって?』


 『お前の得意分野だろう?“人探し”は』



 …簡単に言ってくれるね。


 体力使うからやなんだけど、仕方ない。



 ボッ



 エア・シュートに再度エンジンを点火させる。


 センサーに引っかかった最初の場所。


 有力な手がかりがあるとしたら、その場所か。



 この付近にはいなさそうだった。


 電子視覚を全開にして探ってはみた。


 半径100m圏内なら、スキルメーカーの存在を検知することができる。


 もう少し周りを見る必要もありそうだけど、犯人がアイツならまずこんなところにはいない。


 思いつきでイタズラするようなやつだ。


 今回だって、被害者と面識があるような感じじゃなかった。


 私たちが出動することも織り込み済みだろう。


 下手に危険を冒さないやつだからこそ、むざむざ事故現場に姿を表すような真似はしない。



 バッ



 まだ10分だ。


 急げば、最初の場所にいるかもしれない。


 センサーに引っかかったってだけで、その場所にいるとは限らない。


 厄介なのは、青嶺颯汰は“拡散タイプ”のスキルメーカーという点だ。


 集中タイプの私と違ってタチが悪いのは、自らの能力をコントロールできる範囲が広いということ。


 「純粋系統(アクア)」である彼にとっては、遠隔で「水」を操作することなんて朝飯前だった。



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