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第22話



 ふうっ



 周りの人たちは、アトラスタワーから飛行してきた私に気づいていない。


 光学迷彩はやっぱり便利だ。


 ホログラフィーによって周囲の環境映像を映し出すことで、完全に周りと同化できている。


 この状態でいる時、私は自由に街を散策することができる。


 人混みの中だろうが、道の真ん中だろうが、どこでも。



 開けっぱなしになった車の中を見た。


 パトカーがサイレンを鳴らしながら近づいてくるのがわかった。


 カーチェイスしていた方のパトカーは後方に停められてて、警官が事故現場の整備を行おうとしていた。


 早いとこ調べてずらかろう。


 痕跡痕跡…っと。



 見たところ、仕事で利用している車っぽかった。


 軽バンの後ろの座席は倒されてて、工具やら何やらがぎっしりと積まれている。


 電気工事か何かの社用車っぽかった。


 車のボディにロゴが入ってた。


 “上野電工株式会社”


 タバコ臭い匂いと、飲みさしのブラックコーヒー。


 ラジオはかかったままだ。


 ダッシュボードにはレシートが散乱してて、助手席の足元には、少し大きめのポリタンクがスペースいっぱいに置かれていた。



 エンジンくらい切っていけばいいのに。


 相当焦ってたんだろうな。


 焦るにしても、もう少し先のことも考えればいいのに。


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