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俺という弱い人物

作者: 向井 夢士

 自分がなぜこのエッセイを書こうと思ったのか、いやこんな汚いものをエッセイと呼んでいいものだろうか。単なる自慰行為のようで、分かり合いたい、楽になりたいだけなのだ。こんな不器用な自分が嫌になる。そもそも仮にも小説家である自分だが、綺麗で面白い文章は書けない。誰に届くかも分からない。ただ、色々と自由気ままに書こうと思う。どうせ頭も働かないだろうし……


 頭が働かないというのは単に気のせいかもしれないが、ここ最近の身体の状態が影響しているものと思われる。若いからと夜更かししてアニメや動画をみたり、この夏場で汗を大量にかいて起きたり……親は電気代やらうるさいし、高くなっている分や払ってくれている分で文句は言いづらいが、寝る時はずっとつけている方が良いなと改めて感じた。まぁそんな中で体調悪化という事だ。最初は満腹感だけだったのだが、心拍数120ぐらいの動悸で息苦しくなり病院へ。帰省している時で本当に幸運だった。


 色々と大変すぎて説明するのが長くなりそうだが、しばしお付き合いを。病院では胸部レントゲンや心電図、血液検査など色々な検査をした。動悸をしている分、頻脈や高血圧などの症状は見られたが特に異常はなく、睡眠導入剤と動悸を抑える薬を処方してもらった。すると微熱なども下がり、顔色も良くなり回復したと言える状態に。満腹感もあったが、多少改善して食べれるようにもなった。副作用か頭がぼーっとする感じや眠気もあったが辛さはほぼなかった。ただ、薬を飲み終えて3日後ぐらいにまた辛くなりまた病院へ。初めてのセカンドオピニオンと言う奴だった。そこでも心電図や動脈硬化などの検査をした。


 不安もあってか心拍数も上昇し、また120ぐらいに。確かに心拍数が早い、血圧が年齢にしては高めなどは言われたが、まぁでも心配することはないと言われたし、大学などを休む必要もないと言われた。動脈硬化の検査では血管の詰まりが疑われるとはいったものの、血管の硬さを表す指数も1070ぐらいでほぼ健常者の平均ラインだった。2回の診察でこう言われるという事は重症ではないのだろう。動悸はストレスでも起こるらしいし。


 この状態で一人で暮らすのは不安だし、自分は自炊とかも全然できない。というか技術とかの前に倦怠感やら体力がなくてそれどころではないといった不安がある。バイトはしばらく休もうかなと悩み中だ。


 ここまでくると心療内科の受診などを考える。今は動悸を落ち着かせ、心臓が疲れないようにという事でまた薬を処方してもらい、落ち着いている。ただ動くと心拍数が上がったり、食欲は相変わらずない。食べようと思えば食べれるし、たまにお腹が空く感じはある。だがお腹が空くという感覚がなくなってしまった。大学などまた行き初めて、身体を動かすようになると空くのだろうか。微熱は下がったが、たまに発汗や火照り、倦怠感が襲う。また絶対に朝早く7時ぐらいに起きるようになってしまった。健康と言えば健康なのだろうが、夢をみたりと不眠気味ではないかと思う。あとは最近よくお腹が鳴ったり下痢気味である。便の色は綺麗なバナナ色みたいな感じで少し安心はするが。


 色々な症状が襲ってきている感じだ。朝早く起きるのはずっと続いていて、今は発汗や火照り、お腹が鳴って下痢気味が今は気になっている。おならなどが素もよく出ている気がする。尿の頻度も増えたり減ったりと変わったように思う。自律神経が乱れているのだろうか? 有識者に色々聞いてみたいところだ。まだ年齢が若く、遺伝的なモノもないので大病ではないと思っているが……


 次はこの身体の不調をメンタルに絡めて語っていこうと思う。自分は昔からメンタルが弱かった。発表するときは吐きそうなほど緊張するし、人の目を気にするようになった。自分は甘やかされて育ったし、何か努力しようという性格でもない。いわゆるダメ男だ。だから結局は自分のせいなんだけどね。まぁそんな感じで、容姿や汚い食べ方など相手からみたら変な動作をいじられる、笑われるようになりストレスは溜まっていった。自分の悪いところもあると思うが、隠れておもちゃのようにいじられたりするのは気分が悪かった。当時は何をするにも人の目を気にしたり、いじられたりして辛かった。髪もかなり抜けたような気がする。


 俺が嫌い、変だと思うのは結構だがそれでいじめたり、度を過ぎでいじるのは良くないと今でも思っている。出来ない人の気持ちになれ、といった言葉がこんなに大事なのかと思った。またこの頃から吐き気に悩まされるようになった。テニス部の毎日きつい練習が自分に合わなかったのが、最初の原因かなと思う。高校でも勉強が嫌になったり、朝に急に動悸、吐き気がして朝食を全部吐いたり……その時ぐらいから自分の劣等感、できないことの苛立ち、死への恐怖などでネガティブになったと思う。今も死への恐怖はあって、寝れなくなったりする。いずれ皆死ぬことの恐怖、いつ死ぬか分からない恐怖で泣きそうになったりする。


 実際、今の体調不良の前も病んでいた。就職はできるのか、大人になる恐怖、何もできない自分がいて親への申し訳のなさ、相変わらずの死の恐怖……そして一人暮らしをして気づいたのは実家のありがたみだった。実家暮らしの時は、親がウザいと思う事も多々あった。一人暮らしをして自由にはなったものの、家事への大変さや一人の寂しさを感じて泣いた。帰省しても一人暮らしの事を考えて辛くなったり、長期休暇から一人暮らしに戻る時は号泣する。そしてこの調子で生きていけるのかと不安になる。


 結局は自分磨きをしないといけないのは分かっている。だけど行動を起こせる人は強い人なのだ。これを屁理屈やら弱音やら甘えやら勝手に思ってくれて構わない。ほんといつの間にこんな弱弱しくなってしまったのだろうか……死にたくない、歳をとりたくない、働きたくない、努力したくない。まさしくイヤイヤ期の幼児のように俺は拒んでいる。


 俺はこんな気持ちを理解してもらおうかと思っていると虫唾が走る。自分がいつの間にか大嫌いになっていた。料理も運動も創作も勉強もできない。じゃあ自分に何ができる? 俺に1円でも価値はある? そういった自問自答が永遠に続く。


 恋人や友達を欲する理由はこういったことが原因なのだろうか。ただ恋人を作るにしても自分にコンプレックスがあって動き出せない。付き合うことができたらできたでこんな自分で申し訳ない、いつかこんな気持ちを分かってもらえず嫌われるのが怖いと感じる。寄り添ってくれる人を見つけるしかないのだ。


 そういって色々な事に恐怖を覚える。未来が本当に不安で怖い。車の運転や飛行機に乗ることだって怖くて出来なかったりする。社会不適合者なんだろうな俺はと思う。でも俺は、親の為、友達の為、自分の為に今日も生きる。


 ていうかこの体調不良何なんだろうね? ほんと誰か教えてほしいわ。暗い話題が続いたのでここからは明るい気持ちで。彼女募集してまーす、顔は期待しないでね。


 最後になぜ俺がオタクになったかについて語ろうと思う。自分は努力ができない人間で、この書籍化したいという夢も叶えられないかもしれない。けど今はネットがある。誰かに刺さる作品を書きたい。頭も良くないし、小説技法もろくに学んでない。発想力もない。だけど俺はこのクソみたいな人生に抗うんだ。


 まず最初にハマったのはウルトラマンだった。あとはトムとジェリーもかな。アンパンマンよりも熱中したなぁ。あと幼少期のお笑いの教科書はトムとジェリーとクレヨンしんちゃん。


 俺は創作者気質だと勝手に思っている。てか勝手に作品名出したらいけないのかな? その場合は許してちょんまげ。

 面白い人間になりたいんだよね。芸人さんや自分の観てるYoutuberのようなセンスが欲しい。


 その後はドラゴンボールにドハマり。あとラブコメ漫画に小6ぐらいからハマっていく。1番最初はニセコイだった。


 昔は漫画っ子で漫画ばかり読んでいた。あげるとキリがないのでX(旧Twitter)とかで質問してくれればいつでも答えます!


 当時はラブコメとか恥ずかしくて読んでいるのは隠していました。ラノベとか読む時恥ずかしいっていう感じですね。まぁ読んでもないのにバカにする奴は許さないんですけどね。


 最初は漫画家になりたいと思った。けど絵が絶望的に下手だった。オムライスを書いたら母に何それ目? 眼球? と言われました。えぇ……

 同じ顔が書けないんですよ本当に。画力が欲しかったですよ。デッサンだとマシにはなるんですけどね。某人気番組が少し笑えないくらい絵心ないです。


 そんなこんなで漫画っ子だった僕を変えたのは中学2年生のコナンを観ていた時のCMだった。CMでは可愛い女の子のイラストが映っていてラブコメ好きな俺は目を惹かれた。"弱キャラ友崎くん"という作品で、そこでライトノベルの存在を知った。小説という手があったか! と青天の霹靂だった。

 

 そして次の日、本屋へ。弱キャラ友崎くんと少し耳にしたことがあった俺ガイルを買った。実はこの時、弱キャラ友崎くんはあまり在庫がなく、3巻から読み始めたという恥ずかしい過去もある。とりあえず早くラノベに触れたかったのだ。ラブコメが好きなのもあった。俺本当に変態すぎない?


 ラノベだと一応小説なので、漫画を読むより親にとやかく言われる事もないし、ページ数も多くて漫画を買うより費用も抑えられて最高だった。

 

 家に帰って早速読むとめっっっっちゃ面白かった。小説、ラノベってこんな面白いのかと驚いた。早く次の巻が読みたいと思い、しばらくラノベ中毒になった。毎日本屋行っていたの懐かしいなぁ。


 ラノベはどうしても一巻一巻のペースが遅くなるからしょうがないんだけど、毎月新刊出せみたいな暴言言ってましたすみません。今となってはエタったり、忙しくて書けなかったりする自分にも刺さります。ひええっ……


 そんなこんなでラノベに出会い、深夜アニメにハマって今の自分があります。オタクになったせいで金欠ですが、こう言ったラノベなどのコンテンツは僕の生きる糧となっています。


 自分は苦手な事が多いのにパソコンのキーボードを打つ事は得意の方だった事や元々漫画家になりたいのもあって作品を創れる! 文字だけでワクワクさせることができる! と思い執筆するようにもなりました。


 技術もまだまだですし、知らないことなどもたくさんあると思います。綺麗な文章はなかなか書けませんし。


 でも何かかしら、小説でも作詞とかでも記事とか投稿とか……何かかしら文字で伝えることができるようになれば良いかなと思ってます。それが自分へ人生は最高だぜ! と頑固で嫌いな自分に突きつけられる証拠みたいなものだから。


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