ミラーマン
「ミラーマン」
いくつになっても
心の小さなスペースにある
暖かい記憶
僕はそれを
「愛」だと知っているよ
辛く悲しい出来事にあっても
ささやかな暖かい記憶が
助けてくれる
思い出させてくれる
「君は悲しまなくてもいい」と
誰にも幸せになる権利がある
でも
ひとりでは立ち行かない時がある
そんな時は手を差し伸べて
そう
誰かがしてくれるのを待つんじゃなくて
まずは鏡に映るキミに問い掛ける
「人を変えることは難しい
なぜならキミ自身が
変われないからだ」
大きなことじゃない
大きなお世話でもない
ほんの小さなスペースに
暖かい記憶を
愛を
灯すだけ
変わるのは
鏡の中のキミだ