10月3日 1年前(確認)
放課後、私は部活に行こうと思っていた。本来なら勉強している方が正しいんだろうけど。部室に向かって歩いていると、職員室から大きな声が聞こえてきた。あれは、白州か?私は、あんまり話したことがないけど七海のとこのクラスの生徒だ。ここからだと、何の話をしているかわからないので、もう少しギリギリを攻めてみよう。
先生「なんで、忘れたんだ?」
俺 「いやー、なんででしょう」
提出物の話をしているのか?先生はかなり怒っているみたいだ。
先生「なんででしょうじゃなくて。今のままだと、本当にどこにも進学できなくなるぞ」
俺 「はぁ。すいません」
白洲は、よくわからず謝っているみたいだった。
ー 1年前 7月6日 ー
1回戦に勝利した私たちは、ベスト4をかけて2回戦が始まろうとしていた。相手は、一年五組だ。一年五組には、岩田、佐竹、川島がいる。またしても1年生という相手だったのはよかったが、岩田は、バスケ部の後輩。ポジションは、スモールフォワードで、さっきよりは大変な試合になることが想定されていた。
颯希「よし、次も勝つかぁ!!」
七海「声大きいよ」
颯希「そうかな?また1年生なんだね」
七海「そうだねぇ」
颯希「でも、私たちついてるよ」
七海「でも、あの1年生はバスケ部らしいよ」
颯希は、驚きながら岩田の方を見ていた。
七海「どうなの?あの子は?」
まさかの二人が私の方を見てきた。どうもこうもない。
私 「大丈夫じゃない、私たちなら」
颯希「だよね?」
私は、間違ったことを伝えてしまったかな?再び、颯希は元気になっていた。
七海「真波がそう言うんだから大丈夫でしょ」
颯希「でしょ!!」
私 「じゃあ、勝って3回戦にいこ」
私が声を出した瞬間、みんなが同意してくれた。2回戦の開始の合図とともに、私たちはコートにたつ。問題は、バスケ部の岩田だな。私は、コートに立ちながら岩田の位置を確認する。岩田は、私と同じようにディフェンスよりにポジションをとっているのかぁ。問題はどこから攻めてくるのだのうか?審判の笛とともに、七海からパスが回ってくる。私は、七海からもらったボールを颯希に渡す。私から、パスを受け取った颯希がドリブルをして、前に進んでいく。私もそれに合わせて前に走る。岩田は、明らかに私の位置を確認している。




