表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
日常で世界を変える(高田編)  作者: mei


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

86/100

9月24日 1年前(綺麗)

 結局、喜早先輩の思う通りにことは進んでいるように感じた。私がバスケをする日は、10月20日。もう、その日に断りをいれるしかないな。私は、それ以外思いつかない。でも、どの道バスケをするなら練習しないとな。私は、久しぶりに体を動かそっかな。


 ー1年前ー


 短い髪を揺らしながら放ったシュートは、ボードにあたって、ゴールネットの床に落ちた。


 私 「もうちょっと、脇しめてみて」

 颯希「わかった」

 私 「ゴールポストの白い壁を意識してみて」

 颯希「うん」


 可愛い笑顔が、真剣な顔へと変わる。ゴールネットを見て、ボールを床にバウンドさせた。そして、そのボールをネットめがけてボールを離した。ボールは、空中で回転しながら、ネットの方向へと飛んでいく。矢田は、ボールの行く先を見つめていた。そして、ボールは、ゴールネットの中に直接吸い込まれていった。


 颯希「おー、入った。やったぁ」

 私 「ないすぅ」

 颯希「さすが、高田さん」

 私 「矢田さんが、上手なだけだよ」

 颯希「そんなことないょ」


 矢田の可愛いらしい笑顔がはじけた。私の指導通り、実践してしまうのだから、流石としかいいようがなかった。


 颯希「篠木さんもやってみてよ」

 篠木「えっ、私はいいよ。来ただけだし」


 しかし、颯希はしつこく誘う。座っていた篠木さんの腕をつかみ、コートへと連れて行く。


 颯希「はい、どうぞ」

 七海「もぅ、、、、、」


 しつこく誘う矢田さんを断ることができなかった様子。ゴール前にあるボールを矢田さんから受け取った。篠木さんは、少しムッとした表情をした。その表情とは対照的に、バスケット選手のようなフォームでボールを放した。ボールは、そのまま一直線でゴールに入った。

 

 颯希「えっ、一発で入るとか凄いじゃない」

 七海「たまたまよ」

 私 「でも、フォーム綺麗やったよ」

 颯希「なんで、なんでー?」

 七海「たまたまだって」


 再び、矢田さんがしつこく聞いた。篠木さんの発言に対しては、とにかく絡んでいく矢田さんであった。すると、篠木さんからボソッと話し始めた。

 

 七海「昔、彼氏が教えてくれたことがあって」

 颯希「えっ、彼氏?バスケ部?」

 七海「いや、陸上部だよ」

 矢田「でも、あれだけてできたらバスケできるじゃない。知らないって言ってたのに」


 意地悪そうに、篠木さんをあおる。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ