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日常で世界を変える(高田編)  作者: mei


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9月21日 1年前(承諾)

 昨日の七海との話し合いは、思いの外盛り上がった。まさかあんなに話し込むとはな。私と七海は、颯希と違ってふざけたりしないだけに驚きの方が多かった。


 ー 1年前 7月2日ー


 室屋「ありがとう、助かるわ。じゃあ、あと一人」

 矢田「誰かやろうよー」


 相変わらず、この女は積極的だな。何者なんだろうか?


 寺崎「私たち、球技大会の当日、総体の予選やからなー。なかったらやっててんけどな」

 室屋「そっか。もう、総体の時期か。じゃあ、美桜と咲良は自動的に無理やな」


 なるほど、総体かぁ。私たちも総体あるんだけどな。


 矢田「篠木さん、やってくれへん?」


 篠木は、不機嫌そうに外を見つめていた。


 篠木「はぁ?私?無理、無理。バスケとかやったことないし」


 美しいルックスとは異なり、厳しい言葉が飛び交った。


 矢田「篠木さん、運動神経いいしできるよ」


 天真爛漫な矢田は、篠木に何度も声をかけていた。


 篠木「嫌や。バスケとかルールも知らないし」

 矢田「私も知らんよ。全然。」


 篠木と矢田の会話は、全く噛み合ってないようだ。


 篠木「私は、無理かな」

 矢田「やろうよー。お願い、お願い」


 相変わらず強引だな。


 篠木「嫌やって」

 矢田「やろうよー」

 

 話し合ってから15分が経ち、先生が全体に声をかけた。


 先生「男子、女子決まったか?」

 長居「男子は、決まりました。橋本、橘、藤平です。補欠に、僕と中村と大家が入ります」


 男子は、もう決まったのか。凄いな。


 先生「わかった。女子は?」


 先生の視線に、私たちは晒すことしかできなかった。


 室屋「女子は、まだ決まってません」

 先生「何人決まってないの?」

 室屋「あと一人です」


 室屋の中では、もう決まってるのかもしれない。私は、そう思った。


 矢田「篠木さんがやってくれないんですよー」

 先生「篠木、やってくれないか?」


 うゎ。まじか、これはめんどくさいな。ここで、最終兵器である先生を使うとはな。さすがだ、ある意味凄いと言うしかなかった。


 篠木「えっー。私、バスケ知らないですもん」

 橘 「篠木さん、やろうぜ」


 後ろにいた橘が反応した。またしても、めんどくさい奴が来た。


 篠木「えぇ。嫌やって」

 先生「篠木、頼むわ」

 篠木「わかりましたよ」


 先生「じゃあ、委員長は、メンバー表書いて、今日中に先生の所持ってきて。四時間目おしまいします」

  

 なんで折れたんだろう?私には理解できなかった。

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