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9月1日 京都西高校戦(劣勢)

 今日から、9月がスタートする。今月は、どんな1ヶ月になるのだろうか?不安と期待が入り混ざることなく、平和な時間が続いていた。ずっと先伸ばしをしている進路の問題もそろそろなんとかしないといけない気がする。けど、正直何も考えたくない。頭を使わずに生きていたかった。


 ー8月31日ー


 試合開始のホイッスルがスタジアムに鳴り響いた。どうやら、最初のボールは、京都西高校みたいだった。京都西高校は、FWの高木にボールを集めるチームらしい。正直、サッカーは野球よりわからない。大まかなルールはわかるけど、オフサイドみたいな細かいところはわからず理解できずにいた。試合が始まってすぐに、ボール回しをし始めた京都西。なかなかボールが回ってこない聖徳高校の選手は、前へと進んでいき、ボールを取ろうとするがなかなか取れない。これがサッカーなんだろうか?


 寺崎「なかなか、ボールとれないね」

 私 「そうだね。向こうは、上手いのかな?」

  

 お互いにメガホンを叩きながら、話をしていた。


 寺崎「どうなのかな?サッカーのことあんまりわからないかね」

 私 「みんなボールとれたら、攻めれそうだけど」


 そんな甘くないのかな?私は、隙を見せた次の瞬間、一気に大歓声が湧いていた。自軍の選手にボールを回していた京都西高校だったが、ボールを受け取った高木は、いきなりサイドにボールをふったのだった。


 寺崎「ヤバい、やられそう」

 私 「凄い、一気にみんな上がってきたね」

 寺崎「そうだね。向こうの歓声も凄い大きいよ」

 私 「本当だね」

 寺崎「大丈夫かな?」


 次の瞬間、ボールはゴール前へと運ばれ、さらに大きな歓声が上がる。ウォーー!!!。初シュートは、GKの川上の手に当たり、ボールはゴールネットのはるか上に飛んでいった。


 私 「あー。危なかったね」

 寺崎「ホントだよね」


 新しいボールを受け取った川上は、向こうの選手に渡したみたいだ。


 私 「次もピンチだからね」

 寺崎「えっ、どういうこと?」 


 全く状況を飲みこめていないみたいだ。


 私 「たぶん、今のキーパーの川上がボール触ったから、コーナーキックになるんだよ」

 寺崎「えっ、そうなの?」

 私 「うん」


 美桜は、そんなことも知らないんだ。私もサッカーのことはわからないけど、美桜はそれ以上なのかもしれない。

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