8月14日 恋バナ
千葉に来て、今日が4日目。久々に会えた有美ともたくさん話せた。私は、もう満足だった。お母さんの話だと、あと3日いることになる。てっきり、もっと早く帰ると思っていただけに意外だった。早く帰っても、やるとこはないから、こっちにいた方が気晴らしになってよかった。
私は、朝ご飯を食べる前に、部屋で勉強をしていた。同じく横にいた有美は、私の方を向き話しかけた。明日は、有美たちとお祭りに行く予定だった。実家にいたら、颯希や七海たちにも誘われて行っていたのかもしれない。
高良「今日、買い物行こうよ」
私 「いいよ。何か買う物あるの?」
買い物なんて、全然行ってない。この際、都会の千葉でたくさん物を買ってもいいなと思った。
高良「特にないけど、ショッピングモールってなんかいいのよね」
私 「わかるよ」
あの広々とした空間に、いろいろな店があるのはそそられる。
高良「あと、プレゼントも買わないといけないし」
私 「誰の?」
高良「彼氏」
少し驚いた。
私 「彼氏いたんだ?」
高良「あれ、言ってなかったけ?」
有美は、可愛いし別に彼氏の一人や二人いてもおかしくない。
私 「聞いてないよ」
高良「そっかぁ。でも、もう付き合って4年になるんだよね」
4年かぁ。それは、長い。
私 「中学校の頃から?」
高良「そうそう。真波は?」
八幡の顔が頭の中に浮かんだ。
私 「私も付き合ってるけど、1年とかだよ」
高良「真波可愛いからモテるよね」
よく可愛いって言われるけど、自分ではそんな自覚はない。どこにでもいそうな顔だ。
私 「そんなにだよ。有美の彼氏は、どんな人?」
高良「私の彼氏は、勉強好きだよ」
私 「珍しいね、高校生で」
有美が付き合うくらいだから、ただのガリ勉とかではなさそうだ。
高良「でも、真面目じゃないよ」
やっぱり、、、、。
私 「真面目じゃないけど、勉強好きとかいる?」
高良「私の彼氏、あんまり学校にも来ないからね」
私 「何してるの?」
学校に来ないんだ。
高良「ずっと、家とかカフェで勉強してるよ」
私 「大学には行かないの?」
有美は、すぐさま返事をしてきた。
高良「もうすでに、ベンチャー企業から内定もらっているらしいから、そっちいくんじゃないかな」
私 「すごいねぇ」
私たちは、お互いペンを置いて、いつの間にか恋バナが始まっていた。




