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勇者ではなく英雄に  作者: fusaberu
闘技祭
87/190

真名解放

アクセスありがとうございます!


前回のあらすじ

レヴィアタンの覚醒!!

パンっ!


レヴィアタンが手を叩くと、足元から棘が生えてきた。


「ちっ!」


俺は、次々と生えてくる棘を後ろに回避するが


「予定通り!!!」


レヴィアタンに誘いこまれ、足元にあった地面が消え俺は穴の中に落ちて行った。真下にはマグマがあり落ちれば即死のトラップだった。


「そういう事も出来るんだな。けど、流石になめすぎ」


俺は下のマグマを、暴食で喰らうと


「あなたがね」


一瞬で喰らいつくした瞬間、穴の中が光輝き爆発した


「まだまだっおっと!あなたの事を忘れていましたよ!!!」


穴の中に、更に爆弾を入れ込もうとしていたところにフィーリアが攻撃を仕掛けた。


「・・・・・」


「お互い、覚醒した同士!!!始めましょうか!!!」


フィーリアが、沢山の魔法を放つと


「こんな事を考えた事ないですか?」


レヴィアタンは、魔法が迫る中フィーリアに話しかけた。


「この生きている世界も物語なんじゃないかと、私達の事を読んでいる存在がいるんじゃないかと。私は考えたことがあります!!!なので!!!私の覚醒したスキルはこんな事ができるようになったのですよ!!!!ア・ド(書き加え)!!」


すると、同じ量、質の魔法が突如現れフィーリアの魔法と相殺しあった。


「!・・・・」


「この空間はいわば、物語の中!!!なので、再現が可能なのですよ!!つまり、あなたに勝ち目はありません!!!」


「調子に乗ってるんじゃねぇ!!!」


俺は穴から、出るとレヴィアタンに向けて暴食を放つが


デリート(削除)!!」


その一言で、暴食は消えた


「おぉ!!!この力があれば勝てる!!!この二人に!!!」


レヴィアタンが一人で盛り上がっている中、俺は限界が近い事に気付いた。


(元々、無理やり引き出しているからな。次で最後だな使えても。このままじゃじり貧だ。案があるにはあるがどうする?)


(・・・・)


「いいねぇ~それでこそ俺が選んだ奴ってだけあるわ」


「何を一人でブツブツと言っているのですか?」


「あ?何、調子に乗っているみたいだから、ひねり潰してやろうと思ってな」


「あはは!!!負け犬に遠吠えですか!!ここからどうするのですか!!お得意の暴食も潰されて!!!」


「まぁ、見てろよ。いくぞ、立花祥太。 真名解放暴食之王(ベルゼビュート)


その瞬間、世界は恐怖した。喰われてしまうのではないかと


「なっなんですか!!!それは!!!その姿は!!」


「これが、本来の姿さ」


漆黒の翼を二枚生やし、黒いロングコートを羽織り、その姿は、まさしく王だった。


グラ(喰らえ)


そう一言、たった一言喰えとそう言っただけでレヴィアタンのスキルによって作られていた世界が一瞬で喰い殺された。


「は???」


「言ったろ?ひねり潰すって」


「はーーーーー!!!!!!!ありですか!!??!?そんなの!!おかしいじゃありませんか!!ここは私が勝つ流れだったでしょう!!」


「知ってるか?ご都合主義って言葉を」


「その言葉!!!その言葉が私は大嫌いだーーー!!!!!!」


レヴィアタンの逆鱗に触れたのか、怒り狂いながら突っ込んで来ようとした。


「これで、終わりだ」


俺は暴食の力をレヴィアタンに放った。覚醒状態ではないレヴィアタンに消すことはできず、怒りで冷静じゃなかったレヴィアタンは寸でのところで避けようとするが暴食によって半身を喰われた。


「ガはっ!そんな、こんなはずじゃ。私は主人公に・・・」


「お前は十分主人公だったよ。だからここで死ね」


「私の・・物語は・・終わらな」


「いいや。これで終幕だ」


俺は、暴食で残りの半身も喰らった。


喰らった瞬間、体が熱くなり膝をついた。


「ぐっ!これは・・・反動だけじゃねぇな」


少ししたら熱が引き、真名状態も解かれた。その場に残ったのは俺と暴走状態のフィーリアだけだった。


「さぁ。露払いはしといたぞ。あとは、頑張んな。立花祥太」


目を瞑り、次に目を開けると瞳の色が金色から元の黒色に戻っていた。


「あぁ。ありがとう、助かったよ。フィーリア今度は俺が必ず助けてやるからな」





最後まで読んでいただきありがとうございます!


少しでも興味を持った方、続きが気になった方は


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