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勇者ではなく英雄に  作者: fusaberu
闘技祭
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二人目の爆散

アクセスありがとうございます!

「くそっ!まさか魔人が絡んでるなんて!ミアちゃんを早く見つけるぞ!」


みんなが、頷くと3人1組になりバラバラに散っていった。


「赤城を探すので、余剰分の魔力を使っちまったからな。人海戦術でなんとかするしかない。それに、アリサさんの事も心配だし。まぁ、ベヒモスとリリアがいるから何かあればすぐにでも退避していいって言ってあるから大丈夫だと思うが」


王城に行き、説明をしにいった朱堂、アリシア、サーヤチームは謁見の間にて、今がどういった事が起きているのか説明した。


「なんだと!!7つの大罪の魔人!本当なのか?・・いや、すまなかった。冗談でこんな事言うわけないか。いいだろう!!俺らの兵士にも協力させる!」


「ありがとうございます!」


朱堂が、お礼を言い顔をあげると視界の端に妙な動きをする兵士を見つけた。その瞬間、爆散した兵士の事を思い出した。


「まさか!」


その兵士は、ミアの近くにおり意を決して覚悟をすると


「すみません!ミア様!!」


「えっ?」


男は、白々しく発光するとミアの近くで爆散した。


ドォン!!


「ミア!!!!」


ロイが、悲痛な叫び声を上げた。


煙によって、中心部が見えないが周りには血が飛び散っていた。



他の、チームは空に突如映った映像を見て固まった。


10分前


「さぁーー!!皆様!!闘技祭ぶりです!!驚かれた方もいるでしょう!皆様にはこの映像を観ていただきたくて急遽このライブ中継をしています!!」


そこには、謁見している朱堂達とロイが映っていた。人々は、何かのイベントが始まったのかと思い映像を見上げた。


誰かが、カメラを持っているのか時々映像がぶれたりしていた。しかし、謁見が終わりに近づくにつれて息が荒れて音が入ってくるようになった。


映像を見ていた人達は、様子がおかしい事に気づきはじめた。


そして、謁見が終わったタイミングで状況が一変した。


「すみません!ミア様!!」


カメラを持っていた人物が、ミアに近づき一緒に爆発した。

映像は途切れる事なく、映し続け煙でハッキリとは見えないが大量の血が飛び散っているのだけは分かった。


ショッキングな映像が流れ、市民は一気に不安や混乱に陥った。煙ではっきり見えないのも拍車をかけた。ミアが無事なのかそれとも今見えている血はミアのものなのかその分からない状態が余計にマズかった。


アリサチーム


「くっ」


爆散した直後に、アリサが頭を抑えて苦しそうにし始めた。


「どうしたのじゃ!?」


「これが、ショウタさんの言っていた状態ですか。急いでここから離れましょう!」


「そうじゃな!」


二人は、アリサを抱えてその場を離れた。


祥太視点


「くそっ!やってくれたな!アリサは、あの二人に任せてとりあえず城に向かおう!!」




最後まで読んでいただきありがとうございます!


少しでも興味を持った方、続きが気になった方は


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