不穏な流れ
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ドガァァァァン!!!
リング上で、大きな爆発がおきナタとミイラそして間に入った俺が爆発を受けたが暴食で何もかもを喰らいダメージはくらわなかった。
「ミアっ!!!!」
ナタの悲痛な叫びが、横から聞こえた。多分、妹が目の前で爆死したと思ってしまったのだろう。
「少し、落ち着け。この通りミアは無事だ」
俺は、助けていたミアをお姫様抱っこしながらナタに近づいた。ミアの無事な姿を見たナタは駆け寄ってきて泣きじゃくった。
「よがっだ〜ミア゛が無事で〜」
「泣いている所悪いんだが、煙がある内にここから離れるぞ」
「分かってる」
涙を拭うと、ミアを抱きしめながら力強く頷いた。
「それじゃあ、準備いいか?」
「できてる」
「よし!喰らえ 暴食!」
俺は、リングの下を暴食に喰わせ人が通れる分だけの穴を開けた。俺たちは、その穴に入り会場の外に出ることができた。
適当に喰い進めてながら、そろそろ外に出たかなと思った所で上に登っていき外に出た。
「ここまで来れば大丈夫だろう」
外に出ながら、周りに警戒をするが人の気配は感じなかったので少し状況を整理する事にした。
「あれは、どういう事だ?」
俺は、リング上での事をナタに聞いてみた。
「私にも、分からない。けど、私達がどういった状況なのかは教えとく。貴方はもう巻き込まれてるから」
それから、ナタが話し始めた。
2人は、両親と2人。4人家族で幸せに暮らしていた。しかし、ある日不慮の事故で両親が死んでしまった。途方に暮れていた時に現れたのが仮面を被った男だった。仮面の男は、父の友人だと言ってこの仮面は醜い傷を隠すためといい、最初は2人に色々としてあげていたのだが、ある時を境に態度が急変。今まで貸してやった金も物も全て返せ!返せないのなら、その体で返してもらう。
ナタは、それだけは勘弁して下さいと言ったら仮面の男は
「なら、闘技祭に出て優勝しろ。そうすれば、全てチャラにしてやる」
ナタにそう言った。
「だから、あんなにピリピリしてたのか」
「あの時は、余裕なんてなかったので」
ナタは、少し顔を俯かせてそう言った。
俺は話を聞いて少し、仮面の男の目的が分からなくなった。
脅してきたのは、確実に仮面の男の仲間だと思うがナタを優勝させたくて脅してきたのか、普通だったら、ナタを優勝させない為に強い奴が出る分にはいいはずなのに
「少し不気味だな」
これから、忙しくなると思うと今は少しだけ休む事にした。
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