予選突破
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なんというか、他の選手が可哀想になるぐらいの圧勝だった。
まず、最初に小柄なノートが標的にされたが気にする事なくバッタンバッタン他の選手をリングの上から殴りとばしていった。
その光景に、観客は大盛り上がりノートを応援する声援が飛び交った。最終的に、加藤もなんだかんだ生き残っておりAブロックはノートと加藤の勝利だった。
Bブロックには、フィーリアと皇だった。2人でも何か勝負をしていたのか始まった途端2人は別々の方向に走っていき魔法をぶっ放した。誰一人近づけさせる事なく勝っていた。
Cブロックでは、ベヒモスとアリサさんだった。アリサさんは、克服しようと出るのを決めたらしく同じブロックになったベヒモスが護衛をする事になったらしい。それにしても、ブロックが被るかどうかなんて運なのによく出ようと決心したなと聞いたら
「いつまでも、おんぶに抱っこは嫌だから」
と真剣な顔で言われたのをよく覚えている
しかし、なんとか奮闘するものの流石に数の暴力で一人では護り切るのは難しくアリサさんは、リングを、自分から降参。ベヒモスは、残った形になった。
Dブロックは、朱堂とアリシアの2人で朱堂が若干押されていたがそこをうまくアリシアがカバーしなんとか二人で生き残っていた。
Eブロックに、ルシフェルとリリアが登場。以外だったのはリリアが強かった事だ。旅についてきてる時点でそれなりに戦闘はできるのだと思っていたが予想を上回る強さだった。
俺が驚いていると
「リリア、強いでしょ。物凄く頑張っていたからね、」
何の為に頑張っていたのかは教えてくれなかったが、赤城はからは、褒めてあげてと強く念押しされた
Eブロックは、二人とも予選突破した。
ここで、俺たちのパーティーメンバーは全員出たのでダイジェストで
Fブロックは、スピード型のチーターの様な柄の獣人が周りを翻弄しもう一人は、大きな盾を持った熊の獣人が勝っていた。
最後にGブロックここに、姉妹の一人のナタが出てきた。腰には刀をぶら下げており鬼神の如く猛烈さで他の選手をボコボコにしていっていた。しかし、その雰囲気から何か焦っている様な余裕のない感じがしてやはり何かあるなと確信に近い思いを抱いた。
結局、ナタが二人になるまで片っ端から退場させ運良く最後まで標的にされなかった犬の獣人が予算を突破した。しかし、プルプル震えているので次戦えるのか心配だった。
予選が終わり明日からトーナメント形式で戦っていく事になる。
みんなと合流してから、俺達は城に戻った。
「みんなお疲れ様。凄かったぞ、特にリリア。めちゃめちゃ強いな!」
「ありがとうございます///」
俺が褒めるとリリアは頬を赤く染めてお礼を言った。その様子に、周りの奴らがニヤニヤと笑って見ているのに気づいたリリアは取り繕おうとするが遅かった。
それから、みんな意見を交換しながら落ち込んでいたアリサさんを励ましながら闘技祭の事について話し合っていた。
「それにしても、何も動きはなかったな」
朱堂が、そう言うと
「確かに、何かしらの妨害があると思っていたけど何もなかったわね」
アリシアが、思っていた事を言いみんなそれに共感していた。
「あるとすれば、明日からだな。あの姉妹も当たる奴と今日暴れた奴らは注意しといた方がいいぞ」
俺がそう言うと、暴れたと自覚がある奴らは返事をした。
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