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勇者ではなく英雄に  作者: fusaberu
魔物騒動
36/190

休息

アクセスありがとうございます!

目が覚めて1番最初に目に入ってきたのは、いつも使っている宿の天井だった。俺は起き上がると、左右に重みを感じたので見てみるとフィーリアとノートがスヤスヤと気持ちよさそうに寝ていた。


気持ちよさそうに寝ているので、起こすのも悪いなと思ってどうしようかと思ったタイミングで扉が開きルシフェルとアリサさんが入ってきた。


「目が覚めたんですね!」


「うん、さっきね。それで、今の状況を教えて欲しいんだけど」


「結構ボロボロだったんだよ、立花くんの身体もう無茶はしないでほしいかな」


アリサさんの、言葉にルシフェルを見ると心配かけた事が分かった。


「ごめん、心配かけた。次からは、気をつけるよ」


「分かればよろしい。それで、今の状況だっけ?」


「はい、俺が気絶してからの状況を知りたいです」


「あの後、防衛網を突破した魔物達は駆けつけたフィーリアさん達によって倒され被害は最小で抑えられたわ。で、あのアスモデウスの事なんだけど、昔の大きな大戦で7人の強大な力を持った者達がいた。その7人には、力の特徴からこう呼ばれた7つの大罪の魔人と。大戦で死んだはずだったのにアスモデウスと名乗った男は自分の事を色欲と言った。それに、他にもいると思う」


「そうですね。仲間に知らせるみたいな事言ってましたし」


「そうね。このアザも、今まで何なんのか分かっていなかったけどようやく何なのか見えてきた」


俺とアリサさんで話していると横からルシフェルが質問してきた。


「ショウタさんの事を同胞と呼んだのは何故ですか?」


アリサさんは、俺が気絶している間に他の3人には伝えていたみたいだ。


「あ〜それに関しては何となくというか絶対これだなっていうのが分かってる」


「えっ!そうなんですか?」


「そうなの!?」


アリサさんと、ルシフェルの驚き様にこっちまでびっくりした。


「俺はてっきりルシフェルから伝えられていると思っていたんだけど・・」


「?」


ルシフェルは、首を傾げ何のことかさっぱり分かっていなかった。なので、俺の口から説明する事にした。


「その7人には、象徴的な言葉がつけられてんですよね?」


「えぇ」


「アスモデウスも、言っていました。1人足りないと、7つの大罪といえば傲慢、憤怒、嫉妬、怠惰、強欲、色欲そして、暴食です。で、俺のステータスを、見てもらえると分かるんですけど」


そう言って、ステータスを見せた。


---------------------------

立花 祥太 16歳 


暴■之■


体力 A


魔力 A


力 B


素早さ B


器用 A


幸運 SS


スキル 

錬金魔法 硬質化 弾生成 浮遊

EXスキル

悪食(インペリアルタイガー・キングワーム・ガーゴイル)


---------------------------


「ここの文字化けしている所、俺の予想では暴食なんですよ。それにこのEXスキルも、その名に相応しい能力を持っているんで」


「なるほど」


「それに、大罪の力を司った力が1人しか持てなかったら、先に暴食の力を魔人より先にに持ったら1人足りなくなるのは必然だと思うんです。これで、同胞と言った意味が分かったと思います」


「そうだね。立花くんがどうしてその力を持っているのかは分からないけど、安心だね」


「え?」


「だって、立花くんだったら悪用しないしそれに魔人の1人がいないって事になるから脅威も減ったし」


アリサさんの言葉に、心が軽くなった。もしかしたら、敵対してしまうかもと思っていたから。


「それで、今は夜に備えてみんな英気を養っている所。ちなみに、今はもう夕方よ」


「そうですか・・・ありがとうございます」


俺が色んな意味でお礼を言うとアリサさんは部屋を出て行った。


「怖がらなくても大丈夫ですよ。もし、世界中が敵にまわろうと私は私達は貴方の味方です」


ルシフェルが、何故言い直したのかと思ったらフィーリアとノートが起きていた。


「・・・・ずっと一緒」


「離れませんよ!」


そう言って手を握ってきた。


俺は不覚にも泣きそうになってしまったが何とか堪えて


「ありがとうな」


お礼を言った。



夜まで後、2時間

最後まで読んでいただきありがとうございます!


少しでも興味を持った方、続きが気になった方は


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