空を見上げて
読みに来てくれてありがとうございます!
次回でラストとなります!
そして次回の更新は26日になります!
数分後、
「ここ・・は・・・」
祥太が、目を覚ました。
「ショウタ!!」
「立花君!」
みんな、安定した呼吸をしてるが目を覚ますかは別の問題。なので、祥太が目を開けた瞬間本当の意味でフィーリア達は安心した。
「雲の上を歩いていたら・・ベルゼブブの声が・・聞こえたんだ」
そこで、祥太と禍津日神以外の全員が気付いた。ベルゼブブがいない事に
思考に未だ、靄が掛かった状態でも、祥太は周りの雰囲気を感じた
「何があった?」
祥太が質問するが、誰も答えれる者はいなかった。当り前だ、知っているのは禍津日神だけなのだから。少しだけ沈黙が支配すると禍津日神が声を上げた
「我が説明しよう。この場にいる者の中で我だけが知っているからな、事のあらましを」
それから禍津日神の説明を聞き
「あの馬鹿・・・」
フィーリア達は、そんなことをしたベルゼブブに驚愕したのと感謝をした。
「”じゃあな”じゃねぇだろ・・・もっと何かあっただろうに」
祥太は、夢か死の世界かは分からないが思い出していた。ベルゼブブとの会話を
そこに禍津日神が祥太に近づき
「言伝だ。よく聞け」
「お前の中は、存外楽しかったそうだぞ。暴食が言っておった」
禍津日神は、約束通り祥太に最後の言葉を伝えた。
「っ!それを言えっての・・」
祥太は、雲一つない空を見上げ
「辛い事もあった、死にかけた事もあった・・・けど・・あぁ、俺も楽しかったよ。ありがとな」
ベルゼブブに、届けと思いながら祥太は目から一筋の涙を流しながら告げた。
その言葉が、ベルゼブブに届いたかどうかは神のみぞ知る
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