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勇者ではなく英雄に  作者: fusaberu
最終章
189/190

空を見上げて

読みに来てくれてありがとうございます!


次回でラストとなります!


そして次回の更新は26日になります!

数分後、


「ここ・・は・・・」


祥太が、目を覚ました。


「ショウタ!!」


「立花君!」


みんな、安定した呼吸をしてるが目を覚ますかは別の問題。なので、祥太が目を開けた瞬間本当の意味でフィーリア達は安心した。


「雲の上を歩いていたら・・ベルゼブブの声が・・聞こえたんだ」


そこで、祥太と禍津日神以外の全員が気付いた。ベルゼブブがいない事に


思考に未だ、靄が掛かった状態でも、祥太は周りの雰囲気を感じた


「何があった?」


祥太が質問するが、誰も答えれる者はいなかった。当り前だ、知っているのは禍津日神だけなのだから。少しだけ沈黙が支配すると禍津日神が声を上げた


「我が説明しよう。この場にいる者の中で我だけが知っているからな、事のあらましを」


それから禍津日神の説明を聞き


「あの馬鹿・・・」


フィーリア達は、そんなことをしたベルゼブブに驚愕したのと感謝をした。


「”じゃあな”じゃねぇだろ・・・もっと何かあっただろうに」


祥太は、夢か死の世界かは分からないが思い出していた。ベルゼブブとの会話を


そこに禍津日神が祥太に近づき


「言伝だ。よく聞け」


「お前の中は、存外楽しかったそうだぞ。暴食が言っておった」


禍津日神は、約束通り祥太に最後の言葉を伝えた。


「っ!それを言えっての・・」


祥太は、雲一つない空を見上げ


「辛い事もあった、死にかけた事もあった・・・けど・・あぁ、俺も楽しかったよ。ありがとな」


ベルゼブブに、届けと思いながら祥太は目から一筋の涙を流しながら告げた。


その言葉が、ベルゼブブに届いたかどうかは神のみぞ知る

最後まで読んでいただきありがとうございます!


少しでも興味を持った方、続きが気になった方は


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