終わりの始まり
読みに来てくれてありがとうございます!
そして、この物語はもうすぐ終わります!最後までお付き合い下さい!
「イイ!ゼ、ゼンノののになtミタいだ」
大きくなり、確かに強くなった。けれど、どこかおかしかった。
「さささァ!いいくぞぉオオオあおあおおあおあ!!」
力の急激な取り込みによりアスモデウスは自我を忘れ、暴走し始めた。
その姿は、あらゆるメディア、動画サイトで放送されていた
《スゲー---!!!!》
《ナニコレ!?!何かの撮影!?》
《リアルすぎる!!》
《これ、本物だぞ・・さっき、実際みた》
大きな広がりを見せ、世界は震撼した。何か変わり始めたと
場所は戻り
「神威纏い」
俺は対抗するために、禍津日神の力を纏った。姿に特に変化はないが片目が金色になり、発する雰囲気が力強いものになった。
「おオオオおおおおおおおおオオオ!!!!」
しかし、自我を忘れたアスモデウスは祥太だけでなく周りに無慈悲な攻撃を仕掛けた。自我を忘れてなくてもしたかもしれないが
「くそっ」
俺が、その対処をしようとした瞬間
「・・邪魔はさせない」
ドォン!
フィーリアが、アスモデウスの攻撃を相殺し、そのほかの攻撃も戻ってきていたみんなが防いでいた
「みんな!!」
俺がみんなの方を振り返ろうとすると
「前を向け!振り返るな!」
朱堂の、叫び声が聞こえた
「行って!そして、倒してきて!」
「周りの事は私達に任せなさい!」
「ぶっ倒してこい!!」
皇、赤城、加藤が発破をかけ
「お主の力を見せて見ろ!!」
「あなたなら、世界を救える」
「頑張って」
ルシフェル、ウリエル、サーヤが応援をし
「勝ちなさい!!私が知ってるあなたは、あんな奴に負けない!」
「やっちゃえ!!」
アリシアとノートも声援をおくった
「みんな・・・あぁこれは、負けられないな!」
「アアアアアアアアアアアア!!」
ドォン!ドォン!
大きな力と力のぶつかり合い、欲望と思いがぶつかり合い、どちらがより強いか決着をつけようとしていた
そして、先に限界がきたのは祥太の方だった
「はぁ、はぁ・・・くそっ」
金色の目が、薄くなり色が戻りかけ、限界が近いのを表していた。
「おぉおォォォォォ!!!!」
その、致命的な隙を狙い、アスモデウスは祥太に拳を振り下ろした
ドガァン!!!!
「ショウタ!!!」
フィーリアが、叫んだ
何とか、潰されるのを防いだがそれも時間の問題だった
「ぐ・・ぐぐ・・」
祥太が耐えている間にも、みんなは攻撃を防いだりしながら声を振り絞った
「何やってるんだ!!そんな奴に負けるな!」
「いつもの様に勝て!!」
「勝って!!」
「負けるな!」
「お主はその程度ではなかろう!!」
ピンチな祥太に全員が応援を送った
「これ・・は・負けられないよな・・限界を超えてゆけ、その更に向こうへ・・・命を燃やせぇぇぇぇぇ!!!!」
その瞬間、片目の金色が濃くなり、もう片方の目も金色になった。
バァン!!
祥太は、拳を跳ね返した。服も少し変わっており、黒の統一感のある服に変わっていた
「ここで、終わらせる!」
「我が力に恐れ 畏怖し 崇拝しろ 世界を壊し 世界を造る 深淵の扉は開かれた 終焉を 創成を司りし神の剣 終成創焉の剣!!!」
祥太は、空中から現れた剣を掴みアスモデウスに向けて振り下ろした
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