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勇者ではなく英雄に  作者: fusaberu
堕ちた神
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復活

読みに来てくれてありがとうございます!

少し時間は遡り、祥太が喰われた直後から


「っ!ショウタ!!!!」


フィーリアの悲痛な叫びが辺りに響き渡り、他のみんなも愕然とした。


みんな、今回もなんだかんだピンチになりながらも勝つと思っていた。


いつものように、けど今回は違った。目の前で、助けられる距離で祥太が喰われてしまった。ある者は、悲しみ。ある者は憤った、自分に対して。何もしなかった自分に対して。


「あははは!!!いいねぇ!その絶望しきった顔!その顔を見たかった!・・・その顔をさせた私を褒めたい

・・・できすぎて、俺は逆に悲しいよ」


「ん?・・・取り込んだのに、力が増さない・・・まぁ、少し時間がかかるのかな」


「・・・ショウタを返せ!!!」


フィーリアが、アツシに攻撃をしかけるが、全く相手にされずアツシは皇の元に一直線に進んだ


「こっちに、来ないで!!それ以上来たら自害するわよ!!」


皇は、自分の首元に魔法を突きつけアツシを脅した。アツシの目的が自分だと分かっていたからだ。皇は、自分の身と引き換えに祥太を取り戻そうと考えていた。

けれど、アツシの方が力が上だっ


「無駄だよ。そんな事をしても無駄な努力だ・・悲しいね・・・その願いは届かない」


いつの間にアツシは、皇の目の前に移動しており魔法を暴食で喰うと皇の顔を自分の顔に近づけた


「やめて!!」


「んふふ、ようやくだ。やっと、俺の願いが叶う。お前を俺の物にするという願いが」


「誰があんたの物なんかになるか!!」


「まずは、そのうるさい口をふさぐか」


アツシは、皇に顔を近づけるとその唇を奪おうとした。その瞬間


「?!?!がっ!!」


アツシが急によろめき、皇から離れ後ろに下がっていくにつれてどんどんやせ細っていった


「何が…起こっている!!・・・力の源が無い!!?なぜだ!!」


アツシが、問うたその時アツシの胸の中心から光が溢れ中から何かが飛び出してきた


「・・なに?」


「この、感じ・・」


フィーリアやルシフェルが反応し、中から出てきたのは


「それはな、俺が全部喰ったからだよ」


光りの中から、祥太が出てきた。


最後まで読んでいただきありがとうございます!


少しでも興味を持った方、続きが気になった方は


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