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勇者ではなく英雄に  作者: fusaberu
堕ちた神
169/190

逆転の立場

読みに来てくれてありがとうございます!


遅くなりました!

「助けようなんて、無駄な事!無駄をするとは悲しみ・・」


相変わらず支離滅裂な事を言いながら、攻撃してくるアツシの攻撃を捌きながらなんとか、隙を探ろうとしていた。


「はぁ、はぁ、はぁ、」


そこまで、時間が経っていないにも関わらず、既に俺の息が切れ始めていた。


「おいおい!息がきれてるぞ!どうした!!」


アツシの煽りに反応する事なく、というか、反応できる余裕がなく現状の自分の身体の調子の事を考えていた。


(完全に、体力が戻ったわけでもない。ダメージも残ってる。ベルゼブブが、あまり疲労せずに戦ってくれていたとはいえ、その分の疲れも溜まってる)


「調子は最悪。長期戦は不可能。おまけに、アツシをなんとかしても後ろにアイツが控えてる・・・・・けど、今は先の事を考えていてもしょうがない!!短期決戦で全力で行く!」


「ごちゃごちゃうるせぇ!!」


アツシの猛攻に対し、俺の方も引かずに攻撃を仕掛けた。そこにあるのは、互いの意地、そして欲望だった。


こいつに勝ちたい


負けたくない


守るために負けられない


こいつを殺したい


仲間をめちゃくちゃにしたい


あいつの持っている物を奪いたい


思いを隠すことなく、ぶつけ合いそれは周りにも伝わっていった


「『あの、人間あそこまで欲望を制御できるとは本当に人間か・・それとも・・・』」


攻撃を仕掛けようとした、その瞬間いきなり足から崩れ地面に膝をついた


「はぁはぁはぁはぁはぁはぁ」


息が苦しく、酸素が体に入っていかなかった。予想以上に、消耗し体力がそこをついてしまった


「・・ショウタ!!」


「立花くん!!」


フィーリアや皇他のみんなも駆け寄ってこようとするが、一番近くにいたのは


「これで、終わりだな。お前も俺の力の一部となる事を喜べ。喜ぶべきだ。最後は、自分の力で喰われるんだ、悲しいね。暴食」


アツシの、暴食が俺の体を包み込み俺は喰われてしまった


「っ!ショウタ!!!!」


フィーリアの悲痛な叫び声が、辺りにこだました

最後まで読んでいただきありがとうございます!


少しでも興味を持った方、続きが気になった方は


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