神無神威
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バーハ達が、祥太達の所に向かおうとしている時
「おら!!」
祥太はずっとリーリャと打ち合っていた。技術に関しては、リーリャさんの方が上で本来ならここまで打ち合う事は出来ないのだが。そこを、ステータスと暴食の力で埋めて戦っている状態だった。
ここまで、戦いに動きが無いのはリーリャが必要以上に攻めてこないのと、暴食の力をフルで使えていないせいなのもある。出しすぎてしまえば、万が一があるため力をセーブするしかなかった。その結果、今の状況である。
「いい加減、強気に攻めてきてもいいんじゃないですか?」
俺がそう聞くが、リーリャさんは変わらず守りの姿勢だった。
「くそっ!少しでも早くフィーリアの元に向かいたいのに」
俺の言葉を聞いて、リーリャさんから絶対にここは通さないというプレッシャーを感じた。
「もう、強引にいくしかないか・・・少し痛いですよ、覚悟してくださいね。リーリャさん」
俺はリーリャさんに向かって駆け出した。
「喰らえ!!!」
俺は刀を、リーリャさんに向かって投降、リーリャさんは叩き落そうと拳を構え右ストレートを繰り出した。
「囲め!」
俺は、当たる直前で刀の形状を変化させ、リーリャさんを暴食の力で閉じ込めた。リーリャさんは、突然の事に対応が遅れ捕まった。
「ふ~上手くいったよ。じゃあ、そこで大人しくしといてくださいね」
俺は、リーリャさんの横を通りフィーリアの元に向かおうとしたら後ろから
「・・・神無神威」
リーリャさんの声がしたと思ったら、何の前触れもなく光の柱が落ちてきた。
「うわっ!なんだ一体!!」
俺は後ろを振り返ると、ちょうど光の柱から髪が真っ白になり、背中には光の輪を背負ったリーリャさんが出てきた。
「ちょっと、第二形態があるなんて聞いてないんですけど」
リーリャさんの姿が変わった事で、ガントレットと靴の形状が変わりより洗練された強い力を感じる物へと変わっていた。
「これは、まずっ」
それは、一瞬だった瞬きなんてしていないずっとリーリャさんを見ていたはずなのに視界から消え、気付いた時には目の前に拳を打つ構えのリーリャさんがいた。
「なっ!!」
ドンっ!!!
俺はもろにくらい、木をなぎ倒しながら飛ばされた。
「かはっ・・はぁはぁ。全く見えなかったぞ。それに、この威力次くらえば立ち上がる自信ないな~」
殴られた箇所を、押さえながら立ちあがると少し前に、リーリャさんが現れた
「すまん、フィーリア。まだ、当分そっちに行けそうにないわ。お前のお母さん強すぎ」
俺は、刀を再び顕現させ殺すつもりで戦うと決めた
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