決着
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忙しくて短いです!
「楽しかったぜ、お前との勝負。これで最後だ、楽しませてくれたお礼にとっておきの技で仕留めてやるよ」
ラグラは、そう言うと居合の構えをとった。
「ふぅ〜〜」
朱堂は、一回深呼吸をし再度集中力を高め目を瞑った。
「ねぇ、朱堂くん勝てるよね?」
心配になったのか、皇が話しかけてきた。
「負けないよ、朱堂は。ほら、しっかり見届けて。こんな、技同士の戦い滅多に見れるもんじゃない。その証拠に、ほら他のみんなや赤城だって目を離そうとしないだろ」
「確かに、そうだよね。信じて待つのも仲間として大切な事だもんね」
皇はそう言って、みんなと同じように前を向いた。
ラグラの纏ってる雰囲気がガラッと変わった。
「抜刀術 雷光神起」
それは、瞬きをする一瞬、コンマ0.01秒の刹那の時間でラグラは朱堂の元まで辿り着き鞘から刀を抜いた。
抜かれた刀は、朱堂の首元まで差し迫りもう少しで斬られると言うところで
朱堂が、目を開き剣を下から上に斬り上げた。お互いどちらも剣を振り抜いた。
結果は、直ぐに分かった。
ラグラの刀は、真ん中から刀身が無くなっており上から降ってきた。
朱堂は、上げていた剣をラグラに向けると
「俺の勝ちですね」
「かはは、まさかあの一合一合にちゃんと意味があったとはな。お前さん、中々度胸あるじゃねえか。一歩間違えれば死んでるぞ」
「それぐらいの、覚悟がなければこの先ついて行く事なんてできないからな」
「はははは!!そうか!そうか!いいねぇ〜お前、その根性気に入ったよ。名前は?」
「朱堂 結城だ」
「そうか、ユウキか」
ラグラと朱堂は、お互いに近づき握手をしようとしたら
「何をしているのですか?」
上空から、翼の生えた1人の女性が槍を持って話しかけてきた。
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