表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
勇者ではなく英雄に  作者: fusaberu
魔国戦争
131/190

魔王軍第七師団

読みに来てくれてありがとうございます!

宣戦布告をされた、人類側は立花達のおかげでさほど慌ててはいなかったが、忙しく人が動いていた。


同盟を結んでいた、王国、帝国、獣国、そして、最後に聖国はすぐに連絡を取り合い聖国以外の国はすぐに聖国に兵を送る事を決め向かわせた。


「三日後か、間に合うかはギリギリだな」


エルドリア王国の王、アルトはそう言った。それに続き、帝国、獣国も同じような感じだと伝えた。帝国に関しては、大打撃を受けたばかりなので遅れるのは当然だった。


「それで、立花達はどこに行ったんだ?最近まで、聖国にいたのだろう?そこに、リリアがいるのだから」


「彼は、宣戦布告される前にここを出て魔国に向かいました」


「なんと!」


「それは、また凄いタイミングで向かったな」


「あ奴は、いつもトラブルの中心にいるな」


「ふふ、そうですね。でも、そのおかげで」


「あぁ、我らが生きている」


「はい。なので、今回も期待しましょう。彼らならどうにかしてくれると」


「そうだな・・・」


「では立花さん達が、どうにかしてくれるまで生きていられるように今後の事について話し合いを続けましょう」


こうして、四カ国の会議は夜更けまでおこなわれた。



その頃、立花達は無事に魔国にたどり着いていた。馬鹿正直に正面から入っていくことはせずに少し迂回して、誰もいなさそうな浜辺に降り立った。


「よし、ここから少し急ごう。期限は、3日間だ。侵攻が始まる前に止めれるのが1番いいんだけどな」


「・・・多分、というか絶対無理」


みんなも同じ考えなのか、頷いていた。


「まぁ、できるだけ急ごうか」


その様子を、一羽の鳥が眺めている事に気付かなかった



魔王城の謁見の間


「遂に、来たか。我が娘よ、さぁ、早くここまで来い。お前の力を見せてみろ」


 

森の中に入り、魔国を目指し歩き出そうとした時、一羽の鳥が飛び立っていった。



道中、何事もなく1日かけて遂に俺達は魔国の目の前にまでやってきた。


「・・・・帰ってきた」


「大丈夫か?」


「・・・うん。こんな事、すぐに辞めさせる」


「あぁ、辞めさせる為にも早く会いに行かないとな」


俺達は、目の前の魔国に向かって歩き出そうとした時


「っ!!!」


全員、上からの攻撃に気付き後方に飛びのいた。


「ちっ!バレてたのか」


「テメェらの、命もここまでだ!俺様がここに来たからにはこの先一歩足りとも前には進めさせない!」


「この俺様!魔王軍大七師団団長!ラグラ様によってな!」


どうやら、フィーリアの家族に会うには一筋縄ではいかないようだった。




最後まで読んでいただきありがとうございます!


少しでも興味を持った方、続きが気になった方は


お手数ですが、ブックマークと下の方にある☆で評価をして頂いたら励みになります!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ