襲撃
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フィーリア達は、無事にマックスの奥さんを保護できていたのか合流場所に既にいた。
「・・・帰ってきた」
「ただいま。無事に保護できたんだな」
「・・・・うん。マックスに会えるって話をしたらすぐに着いてきた」
「そっか・・なら、この光景を見れてよかったな」
「・・・うん!」
視線の先には、マックスさんと、その奥さんが涙を流しながら感動の再会を果たしていた。
それを、どこか複雑な表情で見ているフレンには誰も気が付かなかった。
「さて、そろそろ感動の再会はそこまでだ。まだ、やる事があるだろ?」
「あぁ!他の仲間を助けなきゃいけねぇ!」
「俺達は、そもそも場所を知らないからどうしようも無いんだが」
「それなら、任せろ。場所は覚えてる。移動もさせられないだろ。移動するにしてもあの大人数すぐに場所は分かる」
「善は急げだ。それと、マックスさんの奥さんの護衛はリリア、アリシア、サーヤに任せる。連中もしかしたら、狙ってくるかもしれないから気をつけてくれ」
「任せてください!」
「しっかり保護するわ!」
「後の事は、お任せを」
3人のいい返事を聞き、俺達は路地を経由して捕まっている仲間のところに向かった。
「それにしても、よくこんな道知ってたな」
現在、先頭で一緒に歩いている助け出した1人の男に話しかけた。
「あぁ、俺はこの国の生まれだからな。子供の頃はここでよく遊んだ思い出がある。だから、道案内は任せな」
「それは、心強いな。っ!止まれ!」
俺は、前方の方から、人の気配を感じ静止の声をかけた。
「ど、どうした?!」
「前に誰かいる。こっちに歩いてきてる」
ぺたぺたぺた
足音が、聞こえ始め段々と近づいきて姿が見えた
「なんだ、お前かよ。こんなところで何やってるだ?」
「知り合いか?」
「あぁ、飲み仲間だ。一緒に抗議しようって話していたけど都合が合わなくて無理だったんだ。おい!どうして、こんなところにいるんだ?」
話しかけても何も反応がなく、ただ近づいてくるだけで少し様子がおかしかった。
「警戒しろ、何か変だ」
全員に、緊張感がはしったとき。男は、今まで俯いていた顔を上げた。すると、ただ眠っているだけだった。
「なんだよ。驚かすなよ。それにしても、寝相悪すぎだろ」
男は、ただ眠っているだけだと思ったのか冗談を言いながら近づこうとした。
「おい!近づくな!」
すると、その瞬間
「がぁ!!」
「うわぁ!」
いきなり、声を発して襲いかかった。
「ちっ!」
俺は、地面を力強く踏み込み前の方に突っ込み襲いかかってきた男の身体を横に殴り飛ばした。
男は横に置いてあったゴミの中に、吹っ飛んでいった。
「不用意に近づくな」
「あぁ、すまない。もしかして、殺し・・・」
「なわけないだろ。手加減したさ」
吹っ飛んでいった方を見ているたら
ドガァン!
勢いよくゴミが吹っ飛び中から先程の男が出てきた。
「マジか、手加減したとはいえ、気絶させるぐらいで殴ったのに」
男は再び襲いかかってこようとした
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