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カノジョのもとに届いた一報。

(੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾しりあす?








「そ、それで――です」

「ほうほう。アリス嬢は完全に惚れてますなぁ」

「惚れてないですから! 勘違いしないでください!!」

「あはは。でも、その一回で断っても良かったんだよね?」

「うぅぅ……! お姉様までぇ!!」



 アリスの話を聞いた上級生組は、真っ赤になる彼女を茶化して笑う。

 このはも今ばかりは、ほんの少しだけ意地悪になっていた。妹分であり親友のアリス。そんな彼女の恋の行方は、とても気になるのだ。

 しかし、アリスにとってはたまったものではない。

 机に突っ伏した後に、彼女は珍しく敬愛するこのはへ食ってかかった。



「お姉様の方こそ、毎日もっと恥ずかしいことしてるくせにぃ」

「えぇ? そんなことないよー」

「絶対してます!」



 だが、はぐらかされる。

 アリスは声を荒らげ、立ち上がり抗議した。

 そんな時である。



「あ、ごめん。ちょっと――」



 このはのスマホが、揺れたのは。

 高校にいる間はマナーモードにしているそれを手に取って、表示された名前を確認した。そしてすぐに、二人に向かってこう言う。



「お母さんからだから、待ってて?」

「あ、はい」

「珍しいなぁ、こんな時間に」



 ――ほな、行ってら~。


 柚葉のそんな言葉を背に聞きながら、このはは教室を出た。

 そして人気のない廊下で、電話に出る。



「もしもし? お母さん、どうしたの?」



 思わず首を傾げながら、開口一番にそう訊ねた。

 すると、スマホの向こうから聞こえてきたのは――。



「え……?」



 想定していない、母の言葉だった。







「ん、このは……?」



 ――昼休み。

 俺が同級生と学食で食事していると、彼女から着信があった。

 珍しいこともあるものだ。そう思いつつ、俺はそれに出る。そして、いつもの調子でどうしたのかと問いかけた。

 だけど、こちらの声色とは正反対。


 このはの声は、危機感に満ちていた。

 今にも泣き出しそうな声で、彼女はこう叫ぶ。



『かずまぁ、どうしよう……!』



 そして、それはあまりに非情な事実だった。





『早くお父さんに会わないと……お父さん、死んじゃうかも、って……!』



 


 



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「推しの推し……の、推しが自分だったんだが。」こちらも、よろしくお願い致します。
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