崩落の始まり
???「きゃああああああああああ」
騒生「なんかやばそうだな」
雪華「うん、、、、、あっそうだ」
そう言うと掃除ロッカーの中を何やら漁りだした。
「んん~~おりゃー!」
「パキン」
騒生「なにやっt、」
「はい」
と手渡されたのは先が折れて鋭くなった元モップだった物
騒生「俺になにしろと?」
雪華「男でしょ?レディーを守るのが仕事じゃなくて?(笑)」
騒生「へいへい、わかりましたよ、、お嬢様」
???「うわああああぁぁぁぁああ!!!」
???「大丈夫でs、、ッ、、いったあああああい、やめてイタイイタイいt、、、、、、」
悲鳴だ、それも下の方から
今の声で学校中がパニックに陥った。
2人は取り敢えず廊下に出た。
階段は降りようとする生徒で溢れ返っていた。
雪華「どうするの?階段ふさがれちゃったわよ?」
騒生「いやまだ塞がれてないぜ」
雪華「え?いやだって、、上りしか、、、」
騒生「そうだよ、上りを使うんだよ」
そう言うと雪華の手をつないで階段を駆け上がった。
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「バンッ」
と屋上の扉を勢い良く開けた。
???「だっ、誰だ?」
騒生「ッ!!!お前たち!!!!」
準斗「な、なんだ、、、、、騒生たちか」
雪華「よ、良かった2人とも、、、、」
双太「あ~と、な、なんかうれしそうだね?雪華さん?」
雪華「い、いや、べ、、、べつに、、」
騒生「???」
準斗「それより、一体何が起きているんだ?」
雪華「、、、わからない、、、、」
だが騒生には何が起きたか粗方分かったような気がしていたこの悲惨な光景、、当てはまる言葉は、、、唯一つ
騒生「、、、、、、、アウトブレイクだ、」
あまりにも現実じゃありえないことが起こっているが、目の前で起きているので信じざる負えない。
双太「アウトブレイクって、、、、そんな」
雪華「、、、てことは、、そこの扉は閉めた方がよさそう?」
騒生「そうだな、、準斗、扉をふさげそうな重たい物とかデカい物は何かないか?」
準斗「土嚢ならあるけど、、、あれ相当重たいぜ?」
騒生「構わない、準斗、、、手伝ってくれるか?」
準斗「あぁ、任せろ」
ーーーーーーーーーーー少年2人作業中ーーーーーーーーーーー
騒生「何とかなったな」
準斗「そうだな」
双太「これからどうするの?」
雪華「‘‘あいつら‘‘が何か解らない以上何も言えないわね、、」
騒生「あいつら、、、ねぇ、、」
あいつら、と言のは恐らく校庭を彷徨っているあれのことだろう
騒生「それならあいつらの事を観察しようぜ?」
準斗「今すぐ逃げた方が良いんじゃないか?あいつらを見ていると吐き気を催しそうなのだが、、、、、、、」
騒生「いつ何が起こるか分からないだろ?ましてや戦うことになるかもしれないんだし、、まぁないと思うけど」
雪華「フラグね」
双太「だね」
騒生「(´・ω・`)」
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準斗「で?どうする?」
騒生「取り敢えず、バリケード張ってあるし」
雪華「それもフラグ、、、、、」
双太「そろそろ真面目に考えよ?雪華さん?」
雪華「(´・ω・`)はーい」
ーーーーーーーーーーーー少年ら会議中ーーーーーーーーーーーーーーー
騒生「、、、じゃあこれで決定でいいね?」
みんな首を縦に振っている
会議内容は以下の通りだ
・現状情報不足なため出来る範囲で情報を集める
・食糧は農場の倉庫にある備蓄のイモ類を焼いて食べる>>火種は農具用金属鑢と硬い石をぶつけて火を起こす。
もっても3日くらいなため場所の変更を予定
・寝床は余った土嚢の袋の上に寝て、掛布団は新聞紙を代用
・来たる時が訪れたら、、意を決して外に出る
現段階ではここまで決定した。
双太「ふぁ~、、、、眠たい、、、」
雪華「そうね、、私も眠たいわ、、、、、」
かなりの時間会議していたためか陽が傾き始めていた。
騒生「寝てもいいぜ、俺が見張りをするからさ」
雪華「そんな、でも、、」
騒生「大丈夫、俺夜行性だから、、しかもみんなが起きてから寝ることもできるわけだしな」
雪華「ありがとう、、何かあったら遠慮なく起こしてね」
騒生「はいよ、、準斗も双太も寝てもいいぞ?」
双太「ありがとう、なんかあったら言ってね?」
準斗「俺も起きとくぜ」
騒生「いや、、無理をしなくてもいいんだぞ?むしろ寝といて欲しいんだ何かあった時に2人共寝不足、なんてことは洒落にならないしな」
準斗「そうか、ありがとう、、無理はすんなよな?」
騒生「あぁ、、」
3人「おやすみ」