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腐りゆく世界で  作者: XⅢ
体育館
20/24

体育館 【白】4

ほんと遅れて申し訳ありませんでした

静かなキャットウォークで月の光に照らされ私は数少ない親友の事を考えていた



「幽神、、、貴女は今どこにいるの、、、?」



もちろんこの私の独り言への返答はなく、辺りはかすかな寝息と寝返りで布団がこすれる音だけが漂っていた



「ちゃんと目的地に行けたかな、、ちゃんとご飯食べれてるかな、、、ちゃんと寝れてるかな、、、足大丈夫かな、、、」



数少ない心から本当の親友と呼べる中の一人、、それ故にもし失ってしまったら一体私はどうなってしまうのだろう、、そんなネガティブな事ばかりが脳裏をよぎる


静音「幽神、、、、、」



_______________________________________________________


暖かい太陽の光が窓から注ぎ込む、、、


静音「私寝ちゃってたのか、、、、あれ、、なんで布団がここに、、?」

私はふと横を見るとそこには






静音「幽神っ???!!!?」


大好きな親友がすーすーと寝息を立てて眠っていた


_______________________________________________________


幽神「んん、、、、おはよ、シーナ、、体ひえてない、、?」

寝ぼけながら私の事を心配してくるその姿はまさに天使のようだった

ま、まずいこのままだと違う方向に目覚めそう、、


静音「お、おはよ、私は大丈夫よ、、、幽神は?大丈夫?」

と私が言うと彼女はにっこりとほほ笑んで「大丈夫だよ~」と元気よく答えてくれた、、、やばいかわいい

おっと、いけないけない、、、、これ以上考えるのはやめよう



幽神には沢山聞きたいことがあったんだった


静音「ところであの後どこに行ってたの?」

幽神「えーっと、、知り合いの家、、みたいな?」

静音「なんで疑問形なのよ、、まぁいいわ、下に降りましょ、みんなが待ってるわ」

幽神「そ、そうだね」


静音「ありがとね」

幽神「親友ですから!」

静音「布団」

幽神「布団かい」


今日も二人は平常運転です


_______________________________________________________

一方そのころ騒生達は、、


騒生「うぅ、さむっ」

季節は冬、雪が降っているわけでは無いが朝はとても冷え込んでいた

外では相変わらず奴らが忙しなく呻き声をあげている


よくこんな中で眠れたものだと自分でも思う、、

それにしても硬い寝床で寝たせいでとても体のあちこちが痛い、、うぅ、、、


準斗「あぁぁ、こ、腰がっ、」

騒生「おはよう、すがすがしい朝だな」

準斗「どこがだよ」


僕らが雑談していると峠さんが起きてきた


峠「おはようさん」

準斗「おはようございます」

騒生「おはようございます、起こしてしまいましたか?」

峠「いや?大丈夫や、、ところでここの起床時間は何時なんや?」

騒生「杉浦先生曰く(10時までは寝ていていいぞ)だそうです」

峠「10時?遅すぎひんか?」

準斗「お昼近くまで寝ていた方が朝食分消費を抑えられるからって言ってたぞ」

騒生「まじか、、」


_______________________________________________________


現在時刻は朝の9:00、、

双太が寝床から目をこすりながら起きてきた

騒生「おはよ」

双太「おはよう、、」


9:20、、、


雪華と舞華さんが起きてこない、、

シー姉と幽神さんがキャットウォークから降りてきた、、、あれ、幽神さん昨日いたっけ、、?


9:40、、、、


雪華と舞華さんが起きてこない、、周りの人達はだんだんと起きてきた

幽神さんから粗方何があったのかを聞いた。


騒生「大変でしたね、、」

幽神「何とかなってよかった」

峠「もう足は大丈夫なんか?」

幽神「もう全然いたくないよ!」

峠「怪我したら俺たちの事を頼ってな」

幽神「はい!」





9:58、、、、、


二人が起きてこない、、よっぽど朝に弱いんだろうな、、


10:10、、、、、、


え?ほんとに起きてこない、、もうそろそろ配給が始まるぞ、、?


10:20、、、、、、、


配給が終わり(二人の分は持ってきた)教師たちが見回りを始めたので流石に起こした。



教師たちは今日の方針を決める朝の会議を始めた

高校生になる前の最後の晩餐を楽しんでいたら遅れてしまいました


けして最近始めたスイッチ版ウォーフレームが楽しすぎて投稿が遅れた訳ではありません

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