体育館 【白】2
遅くなって申し訳ありませんでした
シー姉は僕達に事細かく説明してくれた
準斗「なるほど、、、、じゃあ、、幽神さんが来るのを待つってことだよな?」
双太「でも幽神さん、足ケガしてるんですよね?それなら迎えに行ってあげた方が良いんじゃないですか?」
静音「そうしたいのは、やまやまなんだけど、、、、どこにいるかがわからなくて、、、、」
騒生「それなら待つしかないね、、、、」
雪華「その上下さんと立原さんはどこにいるの?」
静音「えーと、、、確か保健所って杉浦先生がいっていたような?あいさつしに行ってみる?」
雪華「ま、まぁ、一応、、、」
ーーーーーーーーーーーー少年少女移動中ーーーーーーーーーーー
静音「たぶんここにいるはずなんだけど、、」
僕たちは体育館の隅にある保健所?に着いた
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保健所
・体育館の四隅にある施設のうちの一つ
・看護は保健委員と教師が小人数で行っている
・設備はベッドが4台(ベッドには上からカーテンがかかっている)、運動用マットが12枚、緊急医療セットが数個
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僕たちが周りをキョロキョロと見ていると奥のベッドから誰かがこちらに向かって手を振っているのが見えた
???「静音さんこっちやで!」
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静音「舞華さんの様子はどう?」
???「顔色もよくなってきてるしもうすぐやと思うで」
シー姉は「そう、よかった、、」と呟いて僕たちの紹介を始めた。
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峠「ふむふむ、、俺は上下 峠やよろしくな!騒生君、双太君、準斗君、三角さん」
雪華「雪華で大丈夫ですよ」
準斗(う、うそだろ、、?あ、あの雪華が敬語を使っている、、、だと???)
騒生(あ、ありえない、、こ、こんなことが、、、?)
双太(ふ、二人とも、、、、し、失礼だよ)
雪華((お前ら後で覚えてろよ(#^ω^)))
峠「????」
舞華「おはよう、、、パパ、、、、、、朝ごはん、なに、、、?」
静音「??!!???????!」
峠「!?、、、、お、おはよう、、」
舞華「ん~、おはy、、、、、、、し、死にたい、いっそのこと誰か私を殺して、、、」
準斗「え、、えぇ、、、」
双太「、、え、えーと、、おはようございます??」
舞華「お、おはy、、ってだれ??!」
静音「あ、この子達は騒生のお友達の・・・・・」
シー姉は慌てて僕たちの紹介をした
舞華「な、なるほど、、私は立原 舞華よ、よろしくね。騒生君、双太君、準斗君、雪華さん」
一通り軽い挨拶を済ませると、「コホン」と小さな咳をついた後に一人の教師が喋りだした。
杉浦「えー、皆さん、、落ち着いて聞いてください昨日も話した通りここも安全です、、が我々はもっと安全な場所に移動しなければいけません、、ですが今体育館の外は文字通り地獄です。籠城し続けても食糧が尽きてしまえば我々は終わりです、、なのでどうか力を合わせて更なる安全地帯への避難にご協力お願いいたします。」
杉浦先生は喋り終わると深々と頭を下げた、、
騒生「先生、、」
体育館内にはほとんど生徒しかおらずみんな暗い表情で下を向いていた。
数人の教師も浮かない表情を浮かべ淡々と各々の仕事をこなしていた。
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杉浦先生の話が終わった後は配給所で夕飯を貰ってみんなと一緒に色々な話をしてそれなりにいつも通りの食事の時間を過ごす事が出来た、
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配給所
・体育館の四隅にある施設のうち一つ
・配膳は給食委員と教師が少人数で行っている
・食糧は今いる人数は余裕で一か月耐えることができるほどの量が備蓄されている
・バリエーションはレーションや乾パン、ドライフルーツ、レトルトカレーライス等々、ミネラルウォーター(10年保存)
・設備は大釜が一つ、業務用ガスコンロが二つ、業務用ガスボンベが4つ、紙コップ・紙皿数個
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現在時刻は夜の8時半、、、体育館は現状に対する生徒の不安や不満で満ち溢れていた。
体育館の外からは微かに奴らの雄叫びと唸り声が絶え間なく聞こえ続けているため、みんな参っているようだった、、
静音「、、、もう寝よっか、、、みんな疲れてるでしょ?」
舞華「そうね、、眠ってたはずなのにとても疲れたわ、」
峠「寝るって言ってもどこで寝るんや?」
騒生「そういえばどこで寝るんだろう、、」
僕たちが周りをキョロキョロ見渡していると一人の少女が話しかけてきた
赤里「あ、あのっ、、こっちです、ついてきてください」
騒生「ありがt、って君は確か、、、、」
準斗「お?知り合いなのか騒生?」
赤里「あ、あなたはもしかして、、、、」
雪華「あー、、、えっーと、ところであなたは、、?」
赤里「す、すみません、、1年1組、中山 赤里といいます」
みんなと顔合わせし終えると僕たちを体育館の端っこにある沢山荷物が積んであるところに案内してくれた
双太「こ、、ここは、、、?」
赤里「一応休憩所です、、まだ完成していませんけど、、」
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休憩所
・体育館の四隅にある施設のうち一つ
・壁は段ボールや布で仕切りが作られている
・設備は運動用マットと枕用の空気の抜けたボール10セット、布団用新聞紙20セット、卓球台式ベッド8台
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静音「案内ありがとう赤里ちゃん」
赤里「い、いえ、私にはこれくらいしかできることがないので、、、」
双太「中山さんはまだ寝ないの?」
赤里「はい、、私にはまだやらないといけないことがあるので、、」
双太「そうなんだ、、僕らに出来ることはあるかな、、、?」
赤里「そ、そんな、先輩たちに手伝ってもらうなんて悪いですよ、、」
準斗「俺らは構わないぜ!なっ!騒生!」
騒生「お、おう!」
雪華「私もまだそんなに疲れてないし、手伝えるわよ」
静音「みんな疲れてないの?てっきり疲れ果てているものだと、、みんなが疲れてないなら私も手伝うわ」
峠「俺らも手伝うで!」
舞華「私も手伝うわ何をすればいいのかしら?」
赤里「あ、ありがとうございます!それではお言葉に甘えてよろしくお願いします!」
「こっちです!」と中山さんに案内されて我々は体育倉庫前に案内された
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資材庫と作戦会議室
【資材庫】
・元々は体育館倉庫で記録用電光タイマーやストップウォッチ、運動用マット、ボール、卓球台等がしまってある
・棚に沢山の道具や器械などが置かれている
・広さは教室3つ分ほど高さは3mほど
・作戦会議室の後ろにある
【作戦会議室】
・体育館の四隅にある施設のうち一つ
・会議は先生たちが行う
・設備は椅子と机とホワイトボードが用意されている
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静音「そういえば赤里ちゃんの仕事って何なの?」
赤里「体育倉庫のお片付けです、皆さんのおかげで早く終わりそうです!」
中山さんは嬉しそうにそう答えた。
騒生「さて、、ちゃっちゃっと終わらせますか!」
7人「おーっ!!」
我々のお掃除タイムが始まるのであった、、、、
うp主は気付いてしまった
自分が受験生であることに、、、!!!